著者 : 新見聖
点数で学校行事の充実度が変わり、周辺校同士の集団ガチバトルが行われるスコア制度。胡太郎たち4人組の活躍でスコア争奪戦で鮮やかな勝利を収めた桜南高校では、3年生を初めて修学旅行に送りだすことに。そんな中、胡太郎は奏と敵対する風紀委員・阿耶と出会う。那由の従姉でもある阿耶と奏の仲直りを思案していた矢先、近隣の菊ヶ峰高校が桜南へ宣戦布告。「ワタクシ達が勝利した暁には、我が校の文化祭で、桜南高校の方々をみすぼらしい姿で展示させていただきますわー!!」「一応訊いておくね。人権って知ってる?」そして胡太郎は残念な幼馴染たちと、次なる戦いの準備を始めることにーやたらに楽しいハイテンション下剋上第2弾!えっへん!
脱ゆとり教育のため導入された、点数によって学校行事の充実度が変わるスコア制度そのスコアは、周辺校同士の集団ガチバトルで奪うことができた!数年ぶりに帰国した胡太郎が転入したのは、連戦連敗でスコアが減りすぎ、修学旅行がマグロ漁船労働になりそうな超弱小の桜南高校。せめて“普通の高校生活”を送るために、周辺校への勝利は必須。そこで胡太郎は、かつて町内を暴れまわった幼馴染3人と共に下剋上を決意するが…『高嶺に咲いた鳥兜・比叡奏』『国境なき想像主・伊吹那由』『脳筋大暴投・鈴鹿哲也』彼らは残念な異名を持つカオスな問題児に成長していた!底辺からの大逆転劇で贈る、やたらに楽しいハイテンション下剋上!フハハハハ!
クーデターに端に発した騒動のなかでフィガロの系譜の実力者たちを葬り、残る復讐のターゲットは絶対皇帝オルドネスと皇太子となったゼウルのみ。シリュウとエトラは最凶にして最大の敵オルドネスへの復讐の機会を探る中で、シリュウの故郷スィグアを統治することになったゼウルが、スィグア人たちの処刑を断行することを知る。親友ゼウルと故郷スィグアへの相反する情念に苦しむシリュウに対し、義妹エトラはどんな運命を迎えても彼と共に不幸になることを望む自身の気持ちを打ち明け、背中を押す。避けられない盟友との決戦、全てを嘲笑う皇帝オルドネスの暗躍に怯まず、シリュウとエトラの「神代の詩」が発動する。リベリオン・サーガ、終極の第三幕!
共に手を携えながら、復讐の階段を登り始めた亡国の皇子シリュウと“白銀の聖女”エトラ。武勲を重ね、フィガロ魔皇国内におけるエトラの皇位継承の序列が上がった矢先、二人を待ち受けていたのは、序列上位の王子たちによる皇帝オルドネスへのクーデターだった。王子たちに付くか、オルドネスにつくか、その決断によって二人の野望の成就は大きく左右することに。だが、クーデターの混乱で離れ離れに陥った二人が選んだのは、決して交じり合うことはないそれぞれの選択肢。そして「輅機」の火力が唸りをあげ、炎と混乱が魔皇国の首都を包むとき、エトラの「神代の詩」が哀しき代償の果てに目覚めようとしていたーリベリオン・サーガ、破滅への第二幕!
天より与えられし無双の兵器「輅機」の力で世界征服を目論むフィガロ魔皇国。その圧倒的な武力を前に祖国を滅ぼされた亡国の皇子シリュウ・スィグアは、魔皇国の侵略戦争の最前線に立たされながらも、一切の戦功を認められない不遇の日々を送っていた。復讐に燃えるシリュウ。そんな彼の野望を見抜いたのは“聖女”と称えられる義妹エトラだった。「さあ、お義兄様、共に末短き未来を歩んでいきましょう」-その復讐に幸いと災いのあらんことを願う兄妹が“神代の詩を”詠う刻、絶望へとつながる叛逆の扉が開かれた。新時代の幕開けを告げるリベリオン・サーガ、降臨!