著者 : 方波見咲
「凡田君と、もっと仲良くなりたいの!」高校生にして秘密諜報機関を指揮する天才少女、橘黒姫は初恋の真っ最中。好きな人のために組織の力を濫用し、超高度な諜報技術で接触を図る。「…誰かに監視されている?」それに勘づいたのは初恋相手・凡田純一。一見影の薄い平凡な男子生徒の彼は、実はある秘密を持っていて…?「私が…凡田君と友達になるの!?」そんな中、組織の命令で凡田と接触することになった暗殺少女・芹沢明希星。友達の作り方なんて知らない彼女の行動は、とんでもない波乱を巻き起こす!高校生の三角関係に裏社会の命運が揺るがされていく超本格学園スパイ・ラブコメ、開幕。
“スノウホワイト”の討伐成功とスポンサーの獲得により、“白き盾”の経営状況は徐々に好転しつつあった。そんな中、マリールイズの元に“白き盾”の名を聞きつけた新たなランサー・竜騎士ティアナがやってきた。一騎当千の戦力を誇る竜騎士の加入は魅力的だが、莫大な維持費が必要となることを知ったレイは彼女の入団を断ろうとする。しかし、マリールイズが意外な行動に出たことで事態は思いも寄らぬ方向へ動きだす。さらに、気軽に引き受けた定期クエストからもきな臭い雰囲気が漂い始めてー!?夢と希望と赤字が織り成す、本格派ギルド経営ファンタジー第3弾!
“アバドン”討伐から約1ヶ月。レイの活躍によって初めて黒字でクエストを終え、ギルドの未来に光が見えたーと思ったのも束の間。レイの手腕でぎりぎりの経営を続けていたものの、度重なる浪費のせいで“白き盾”は全ての仕事を失ってしまう。経営危機を脱するべく、思いつきでスポンサー獲得に向けて動いていたマリールイズは、武器の提供先を探していた工房長・ヴァネッサと出会い、契約を結ぶことに。ところが、提供された武器は全て欠陥品だった!?さらに、勝手に広告塔にされたアメリアに過去の因縁が立ちはだかりー。夢と希望と赤字が織り成す本格派ギルド経営ファンタジー第2弾!「お前の砲撃は、パーティに求められているものではない」
凶暴な魔獣犇めき、血気盛んな傭兵達が活躍する最後のフロンティアー新大陸。伝説の傭兵『魔眼の騎士カール』に憧れる少年レイ・ブラウンは、傭兵になるために新大陸を訪れた。到着直後にカールの子孫・マリールイズと運命的な出会いを果たしたレイは、なんとカールの作った伝説のギルド“白き盾”との契約を持ちかけられる。ところが、レイに任された仕事はギルドの経営・兵站管理を行う『運営職』だった!?しかもギルドは伝説の面影も無く、今や経営破綻目前でー。第11回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞受賞作、夢と希望と赤字が織りなす本格派ギルド経営ファンタジー!