著者 : 日下コウ
◇◆◇発売即重版の話題作!◇◆◇ 悪質な怪異を退治する一族の娘・明彩(めい)は、退魔の力がなく冷遇されて育った。一方、傲慢な弟は禁忌を荒らし、異界の王・涼牙(りょうが)を呼び起こしてしまう! その場に明彩は置き去りにされて……。 危機に陥る明彩だが、実は涼牙は穏やかで理知的な美青年だった。彼は明彩の秘めた希少な"癒やしの力"の価値を教え「俺の姫(もの)となれ」と彼女を誘う。涼牙の治める異界で明彩は力を発揮して尊重され、居場所をくれた彼に惹かれていく。 しかし、現世では家族が涼牙に罪を転嫁し、あろうことか異界への侵攻を企てていてーー!? ┣━━ 運命の恋が、いま始まる ━━┫ 一章 退魔師一家の汚点 二章 夜叉の姫 三章 羅刹姫の恋 四章 夜叉王の最愛 終章
精霊がいる異世界に転移してしまったお茶屋さんのリン。彼女の開発した品々が春の大市で販売され、各領から大きな反響が巻き起こっていた。そんな品々に目を付けた大商会の副会長や、『スパイスの国』の長とかかわりを持つことになったリンは、新たに手に入れた香辛料を用いて彼らに料理を振る舞い、レシピを広めるなど、社交面でも活躍するのだった。しかし、そのせいで様々な利益をもたらすリンを探る者や、悪意をもって近づく者も出てきてしまう。リンを保護している賢者ライアンは、そういった危険を退けるため、リンに対して公式に精霊術師として登録することを勧める。そんなライアンの勧めに、違う世界から来た自分が賢者見習いとしての責任を担えるのか、リンは自身の身の振り方について、考えを巡らせ始めてー。精霊に愛された賢者見習いの異世界暮らし、夏を目前に、リンが下す決断とは!?
「なあ八城。寅野さんと一緒に俺たちの班に入らないか?」校外学習で古都鎌倉に行くことになった俺・八城重明は、リア充のリーダー格である羽鳥くんからそんな提案を受けた。現地では別行動で良いという彼の言葉に甘え、俺とヌエこと寅野つぐみさんはリア充グループと一緒に鎌倉へと向かう。鎌倉にてガールフレンドであるヌエとの時間、そしてひとりの時間を満喫する俺。一方で“ぼっち術”を覚えたリア充グループのメンバーもそれぞれの思惑で行動しており、俺とヌエもいつの間にか巻き込まれて…!?ぼっちの達人とリア充たちが紡ぐ最先端の青春ラブコメ、アフターストーリー登場!
精霊のいる異世界に転移してしまったお茶屋さんのリン。賢者と呼ばれる精霊術師ライアンの保護のもとで暮らすこととなった彼女は、四大精霊の加護と現代知識を活かして数々のアイテムを生み出していく。自然と、彼女は『賢者見習い』として認知されるようになるのだった。春が近づくある日、リンの住まう工房に訪問者がやってくる。それは大賢者と呼ばれるライアンの師匠だった。しかし、リンを甘やかす精霊の過保護っぷりには、さすがの大賢者も驚きを隠すことができずー?そして国をあげての商談会である『春の大市』を控え、リンが生み出した品の量産・販売を間に合わせようと、周囲は大慌て。そんな中、寒さ厳しい自領でも採取できる甘味料の存在が、隣領を巻き込んでの革命を起こしていき!?精霊に愛された賢者見習いの異世界暮らし、春の大市スタートです!
ある日異世界へ転移してしまったお茶屋さんのリン。四大精霊の加護を受けた彼女は、精霊術師ライアンの保護のもと暮らすことになる。そんなリンは精霊の力と現代知識を活かし、様々なアイデアで周囲を驚かせー!?精霊に愛された賢者見習いの心豊かな異世界暮らし、始まります。
「私に、一人の過ごし方を教えてほしいの!」ぼっちを極めた俺・八城重明にそう頼んできたのは、リア充グループの人気者・花見沢華音だった。周りの友人に合わせてリア充でいることに疲れたという華音に、俺は一人で楽しく過ごすための“ぼっち術”を教えることになるのだがーその結果、華音に師匠と呼ばれて妙に懐かれてしまい!?さらに華音との交流がきっかけでリア充たちの抱える問題に首を突っ込まざるを得なくなりー!?ぼっちの達人とリア充たちが繰り広げる青春ラブコメの最先端、ここに開幕!
“主人公”募集。そんな怪しいバイト募集の張り紙に惹かれ、謎の美女が主を務める洋館を訪れた平凡な高校生の輝馬。雇い主である彼女に促され手にしたのは、読んだ人間を眠りに誘い本の世界に引きずり込むという特別な本“アンフィニシュトの書”だった。物語の世界で憧れの主人公になり、可憐なヒロインと出会った輝馬。しかしある夜、彼女は殺されてしまいー。主人公だけが物語の結末を幸せに導けることを知った輝馬は、彼女を救うべく再び本の世界へ。はたして彼は物語の謎を解き、ヒロインを幸せにできるのか?