著者 : 明月千里
世界の運命を分かつ、フギルとの最終決戦に勝利したルクスは、次期国王となって新王国を立て直す決意を固めつつ、今まで育んできた少女たちとの『答え』を迫られる。誰を選ぶか悩み、迷うルクスに対し、クルルシファーは全員がそろう場で、ひとつの意外な提案をする。一年間の国王生活と学生生活の両立という新たな王道を、かつて咎人だった少年は歩き出す。数多の死闘を切り抜け、英雄になった少年と、支え続けた『騎士団』の少女たちが掴んだ未来とはー王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、完結!!
「俺を側に置きたい?…何故だ!?」初めての恋人に僅か一週間でフラれた芦宮隆人は、かつて交流のあった学園のカリスマ、才媛の後輩ー月ノ瀬白雪に秘密の部屋へ誘われる。(コイツ、まさか俺に気がー!?いや、単にからかうつもりか…!?)失恋をイジられてなるものかと身がまえる隆人。かたや、隆人に恋人ができたショックで寝込むまで己の恋心に気づかなかった白雪は、素直になりきれず、隆人から告白させようと恋の駆け引きを仕掛けていた!!(失敗したぁあ。わたしのばかー!)白雪は隆人へと迫るが、恋愛経験と知識に乏しく気づかれない!?恋愛に疎過ぎる才女たちとの駆け引きラブコメ『告白待ちバトル』開幕!
「-さよなら、フギル。僕の英雄」『聖蝕』による、世界崩壊の危機を食い止めたルクスたちは、死闘の傷を癒すため、ささやかな休息の宴を開く。仲間たちと過ごす束の間の安らぎが過ぎゆく中、ルクスは世界改変の黒幕である強大な敵を討つか否か、重大な選択を迫られる。『大聖域』に残された、フギルも知らない千年前の記録の真相と、救世に懸けた皇女アーシャリアの想い。全てを知ったルクスたちは、アーシャリアの願いを伝え、世界をあるべき姿へと戻すため、永劫の時を彷徨う『始まりの英雄』へと挑む!ルクスとフギルの戦いと、新王国、そして少女たちの想いの行方はー。王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第19弾!!
『聖蝕』こと、ラフィによる世界崩壊の足音が間近に迫る中、記憶を失っていたかつての仲間たちは、ルクスという道標の下へ集い、極限の死闘が『古代の森』で展開される。一方、世界改変の呪縛に囚われたリーシャは、『蒼穹師団』の首領がルクスである現実を受け入れられず、義母ラフィと新王国を守るために剣を取る。始まりの日をなぞる二人の決闘は、思わぬ決着を迎える…。敗北の窮地に立たされたルクスは偽っていた自分の本当の気持ちに気づき、少女のために再び剣を取る!!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第18弾!!
「安心してください。兄さんはー妹の私が守ってみせますから」平和の陸で『大聖域』を操り、支配を目論むラフィ女王の陰謀を止めるため、『蒼弯師団』の指導者となったルクスは、その正体を皆に隠し、『新王国崩し』を開始する!!表向きは気心の知れた『騎士団』の少女たちに癒される日々を過ごす裏で、ルクスは夜架やエーリル、アルマらを指揮し、『大聖域』が隠された地と、『聖蝕』の秘密に切り込んでいく。対するラフィスは、仲間である『騎士団』の精鋭を差し向け、幾重にもルクスを絡めとる策を打ち、ついに恐るべきその本領を現す!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第17弾!!
「彼が、『黒き英雄』…?私が憧れ、信じていた。本物のー」ルクスは、繰り返される三日間のパレードを打ち破るべく、『騎士団』の少女たちとともに世界改変の謎を探り、ついにその黒幕へと迫る。だが、待ち受けていたのは更なる絶望という名の真実だった。新王国を敵に回し、孤独な戦いへ身を投じるか迷うルクスの元へ『キルゾレイク・ファミリー』と名乗る異国のマフィアが訪れ、世界改変を破るための共闘を申し込まれる。仲介役の少年アルマとともに、囚われのエーリルを奪還しようと遺跡『箱庭』へ赴くが、ルクスたちを待ち受けていた漆黒の機竜使いが、過去の因縁とともに再臨する!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第16弾!!
「僕に抑えきれるのか、あの男を」激闘の余韻も冷めやらぬ中、ルクスたちは砦で束の間の休息を取る。決戦前の宴を戦友たちと過ごす傍ら、ルクスは五年前の革命の記憶と異なる、過去の夢を見ていた。そして、各陣営の策謀が入り混じる中、ついに『大聖域』の深層階が出現!『創造主』と世界連合それぞれの部隊は『大聖域』入手の試練へと挑みつつ、激しい戦いの火花を散らす!!宿敵シングレンと共闘し、同時に彼を討伐する密命を授かったルクスは、失われし過去の真相と『大聖域』に隠された秘密の核心へ近づき、避けえぬ因縁の決戦へ挑むがー。王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第14弾!!
『大聖域』の攻略を目前に世界連合を離反し、宣戦布告した『創造主』。囚われのルクスたち『七竜騎聖』を人質に、各国の代表たちは誘き寄せられ、総力戦の狼煙を待つ。救出のためにリーシャたちも廃都に駆けつける一方、『創造主』たちはルクスに『大聖域』攻略の協力を求める裏取引を持ちかけてくる。ルクスは逃走の突破口と第二皇女の真意を探るため『創造主』に従いパートナーとなるが、少女が秘めた救世の道に、非道な罠が待ち受ける!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル第13弾!!
「-これは独り言。私は裏切り者の一族と話す口は持ってない」ソフィスの離反により遺跡攻略が佳境を迎える中、学園は七日後に迫る聖夜祭の準備に盛り上がっていた。束の間の待機を余儀なくされた日常で、少女達との絆を深めるルクス。一方、『七竜騎聖』隊長マギアルカは罠を仕掛け、アイリを奪取せんと学園に現れたソフィスを捕縛する。ルクスは、聖夜祭までにソフィスを説得する猶予を与えられるがー。少女を見張る看守生活に戸惑いつつ、頑ななソフィスに歩み寄るルクスだが、同時に残された遺跡『月』に現れた、不穏なる影が策動する!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル第12弾!!
「こうも順調だと気味が悪いな…」『狂王』を倒し、多額の霊貨を得たシンたち“ピースフル”は村にランクUP。さらに勢力を拡大するため、孤立する猫獣族を仲間に加えようと、引き篭りの冥夢に交渉役を命ずる!?「元暗殺者のわたしに、友達なんてできるでしょうか?」コミュ障の冥夢をサポートするため、シンは彼女を指導し、あらゆる方法で冥夢のプロデュースを試みる。一方猫獣族たちは、金と法に支配されたこの世界を揺るがす秘密と関係しているようだがー。交渉の末に始まった、猫獣族たちとの契約戦争の行方と、隠された真実とは!?異世界の頂点を目指す、ファンタジー支配者生活、第二弾の開幕!!
「ルクス君は僕が守るから平気だよ」遺跡『塔』攻略に成功し、学園で束の間の休息を送っていたある日、『補佐官交換』の名目で、学園にコーラルがやってくる。年末に向けて少女たちがルクスへのアプローチを牽制し合う中、夜架はルクスの護衛係を巡って、コーラルと勝負する!?一方、ラフィ女王より与えられた密命により、リーシャたちと第六遺跡『箱庭』を訪れるが、そこにはルクスを狙うシングレンの罠と、もうひとつの脅威が待ち受けていた。三つ巴の闘いが展開される中、夜架は自らが望む道具の本懐を遂げるため、『蒼き暴君』との血戦に臨む。王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル第11弾!!
レベル、職業、スキルにアイテム、居場所ー霊貨で全てが買える、金と暴力の階層世界オーバードガイア。精霊の少女セルティの元へ『現代の三強』たる少年少女が流れ着く。最高位の御曹司・御剣シンは、資金運用で極貧ギルドを潤し、暗殺者・枢木冥夢は魔物を素手で狩り、仲間を守りつつ希少情報を集める。絶世のアイドル・帝ノ凛紅は異種族を魅了し、次々と仲間に加えてゆく。そして、金が全ての世界での戦争、『契約戦争』が勃発!霊貨を使って全てを奪い合う、賭け勝負に挑む。現代をクリアした十代の御曹司たちが、圧倒的金稼ぎ能力を駆使して、異種族たちの頂点へと君臨する!!ファンタジー支配者生活、開幕!!
「フィーちゃん。パーティでは、その…僕のお嫁さん役、だからね」世界連合の裏切り者を特定するためルクスとフィルフィは、新婚旅行に扮してヘイブルグ共和国に潜入。かつての旧帝国を思わせる情勢の中、苦戦の末に全ての元凶たる『鋼の魔女』ローザを打ち破ったかに思えたが、その結末は…。更に時を同じくして、世界を支配せんとする真の悪略が、新王国第一遺跡『塔』を舞台に動き始める。謎に包まれた真実へ到達し、ルクスが自らの答えを取り戻したとき、幼馴染との旅は終点を迎え、『悪たる王』の正体と激突する!!王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル第10弾!
「私は兄さんのこと、取られたくないって思ってるんでしょうか…?」学園祭と死闘を終え、束の間の穏やかな日常を過ごすルクスたち。兄への気持ちに戸惑うアイリは、初めて装甲機竜の訓練に挑む!!一方、学園の校医から恋のアドバイスを受けたリーシャ。ルクスの欲求を満たすための極意とは?悩み多き学園最強のセリスは、自分の至らぬ点を学ぶため、頼れるルクスと訓練をすることに…。クルルシファーの意外な弱点、フィルフィとの商会視察、三和音と過ごす休息日、夜架への危険なお仕置き。そして、謎の少女とのデート。ルクスと少女達のふれあいを描く“最強”の学園エピソード第9弾!
「わ、私は一体どうしてしまったのでしょうか…?ルクスを見ているだけで、この気持ちはー」対話を求め現れた旧時代の皇族、『創造主』。『七竜騎聖』とともに対峙した世界会議の場で、ルクスは兄フギルとの邂逅を果たし、恐るべき世界滅亡の危機を知る。そして、ついに始まった校内最大の催し物ー学園祭。なじみの少女たちと触れあい、つかの間のお祭り騒ぎを楽しむルクス。一方、気の緩みを父に指摘されたセリスが、ルクスへの想いに戸惑う中、世界崩壊の序曲ー最大最強の人型終焉神獣『聖蝕』が牙を剥く!王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル第8弾!
緊急の呼び出しに応じ、ユミル教国へ向かうクルルシファーとルクス。婚約者と誤解されつつ戸惑う中、エインフォルク家に紹介されたルクスは、ユミルの大祭『巡礼祭』にて教皇の護衛を依頼される。同行するユミルの『七竜騎聖』、メル・ギザルトがクルルシファーに対抗し、ルクスの奪い合いにまで発展する中、新王国の皆も駆けつける。二人の確執を生んだ遺跡の暴走事件と『巡礼祭』に隠された真の目的。孤独な少女を救う戦いの幕が開く。王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル第7弾!
ヴァンハイム公国で行われる階層昇格試験の参加を目前にし、意気込む王立士官学校の少女たち。穏やかな日常と騒動の中、『蒼の暴君』こと『七竜騎聖』シングレンが現れ、ルクスを自らの覇道へ誘う。一方、公国の『遺跡都市』で行われる昇格試験の陰で、『竜匪賊』と呼ばれる勢力が暗躍し、少女たちは遺跡の闇へと囚われてしまう。閉ざされた救出への道と、底知れぬ脅威から妹たちを守るため、ルクスはかつての誓いを掲げ、新たなる王道を走り出す!王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル第6弾!