著者 : 星野ケイ
竜猫竜猫
「生きたいか?」「…生きたい」麻薬取引現場で銃撃戦のすえ、瀕死の重傷を負ったジェリィ刑事。彼を救った謎の男、ファラオの目的は、いったい何なのか?死の淵から蘇ったジェリィは、自分の行動に何故か“猫”のような違和感を覚えながらも、大好きな街を守るため、東奔西走する。しかし、追いつめた黒社会の大物は、なんとファラオとつながっていた!?香港ポリス・ファンタジー新シリーズ開幕。
竜が吼える日竜が吼える日
自らの龍の血が覚醒すると、香港を混乱に陥れると知ったラルフは、苦悩していた。そんなラルフの前に、龍の一族との闘いで生命を失くしたはずのローリィが現れた。「お前は世界を支配できる。これからは、俺の言うとおりに生きればいい…」無二の親友の言葉に安堵し、相棒・新堂の忠告にも、もはや耳をかそうとしないラルフ。しかし、二人の再会が、香港を怒濤の渦に巻きこんでいくことに!!シリーズ最終幕。
竜は眠らない竜は眠らない
-麻薬を抱いたまま、炎に包まれる-。不可解な人体発火事件の合同捜査にあたる二つの『反鬼組』の前に、香港の街を、人を壊滅に陥れる恐ろしい計画が浮かびあがる。そしていま、ラルフの龍の血さえも操ろうとする!紅の瞳に変貌し、龍の力を暴走させるラルフを鎮められるのは、麻矢ひとり。しかしそのころ、麻矢もまた、ラルフが教えてくれた言葉を信じて危険に対峙していた。「無問題。信じていればきっとうまくいく!!」。
竜を狩る者竜を狩る者
香港の街では、死者が徘徊する奇妙な事件が頻発する折、ラルフが誘拐された!“龍の末裔”であるが故なのか?何らかの研究に利用されるためなのか?元上司のロイ警部は同志を率いて決起する!ラルフをこよなく信頼する新堂は、命を賭けて奪還を誓う。ラルフもまた、絶体絶命のなかで呟いた。「いま、そばにいてほしいのは、お前だ」と。熱い街を疾駆する、好評シリーズ第2弾。
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