著者 : 暁なつめ
「私はあの純粋無垢な愛らしさにやられてしまったのだ! もう、あの方無しでは生きていけぬ!」今日も真面目(?)にナンパにいそしむダストは、ひょんなことからアクセルの街に訪れていたアイリスと、その従者であるクレアに出会う。「お兄様が色々と知恵を授けてくださったので、お城を抜け出せるようになりました」--とある男の影響で悪知恵がつき、脱走を繰り返すようになった王女を咎めたクレアは、この事が原因で仲違いになってしまったとダストへ仲裁を依頼するのだが!? 自由を夢見る王女と、地を這う奔放なチンピラ冒険者。大騒動が巻き起こる王都を舞台に、二つの運命が交錯する!
転送されてから約二ヶ月。六号は【チャックマン】などという不名誉な二つ名を払拭しようと実物の見せびらかしに奔走し、スノウは愛剣のローン返済のため、新たな金づるに媚びていた。 そんな中、【おちんち〇祭】をうまく起動できないグレイス王国は深刻な水不足に陥っていた。これを六号の責任であるとしたティリスは水製石が採掘される隣国トリスへ彼らを派遣したのだが……【チョンマゲ】という六号渾身の盛り上げ芸が粗相と見なされ、なぜか相手から宣戦布告を受けて!? そしてこの窮地を救うのはーーアリス&デストロイヤーのメカコンビ!? 『このすば』コラボ短編も収録!! アホがごった煮の第二巻。
「なぁダスト、抽選で当たったんだけどコレいるか?」カズマからアルカンレティア行の宿泊券を贈られたダストは、タダで温泉街に行けると歓喜し仲間達を連れ意気揚々と旅に出る! 混浴への期待に胸を膨らますが、道中散々な目に遭い一人寂しく入浴していると思わぬ出来事が……。「あ、あの。迷惑でなければ、ご、ご一緒してもいいですかーー」 何故か積極的なゆんゆんとのちょっぴりHなトラブルが満載!? 紅魔族の優等生が、冒険者達の男心を掻き乱す!!
「助けてください!」--ハーレム系主人公の仲間入りを果たし、街で自慢話して回っていたカズマは、突如ウィズに泣きつかれる。聞けば、どうやらウィズの全てを知る不審な男に追いかけ回されているようでーー!?
世界征服を目前にし、更なる侵略地の先兵として派遣された戦闘員六号の行動に『秘密結社キサラギ』の幹部たちは頭を悩ませていた。侵略先の神事の言葉を『おちんち○祭』と変更するなど、数々のクズ発言。さらには自らの評価が低いと主張、賃上げを要求する始末。しかし、人類と思しき種族が今まさに魔王軍を名乗る同業に滅ぼされると伝えられーー。 「世界に悪の組織は二つもいらねぇんだよ!」現代兵器を駆使し、新世界進撃がはじまる!!
ダクネスを「ママ」と呼ぶ謎の少女の出現に一同騒然。一方、ダクネスは貴族の仕事に精を出すべく高額所得冒険者への税金取り立てを開始。もちろんそこには、カズマやアクアも含まれていて……!?激動の第12巻!
無事アイリス護衛の任務をやり遂げたカズマたちの元へ、めぐみんの妹こめっこが訪ねてくる。無邪気な妹の尊敬目線にカズマやアクア、ダクネスまで良い気分に。さらなる勇姿を見せようと珍しくクエストに出かけるが?
エリス祭のときに出会った銀髪盗賊団に憧れ、自らも盗賊団を結成することを決めためぐみん。しかし、集まった団員は、いつもの万年ぼっちに、世間知らずの王女様、アブないシスターと、問題児ばっかりでーー!?
隣国エルロードの王子に会いに行くアイリスの護衛をすることになったカズマたち。可愛い妹(アイリス)と王子との婚約を破棄させつつ、エルロードからの支援も続けてもらうべく、カズマの頭脳と強運が冴え渡る!!
邪神ウォルバクの手により、王都が危機ーーそんな知らせを耳にしためぐみんは、イヤがるカズマを引き連れて、戦いの最前線へと向かう。そこで判明したのは、ウォルバクも爆裂魔法の使い手であるという事実でーー。
アクセルの街の裏路地にたたずむ『ウィズ魔道具店』はダメ店主・ウィズのせいで、常に経営難である。バイトのバニルは『先を見通す』能力で悩める人たちの相談屋となり、その報酬で稼ごうとするのだがーー。
エリス祭りはあるのに自分のお祭りがないのは不公平なので、アクア祭りをやると言い出したアクア。しぶしぶ協力するカズマだったが、クリスまで手伝いに入れられてしまってーー。街中を巻き込んだ大騒動が始まる!
魔王軍幹部の討伐報酬として大金を手にしたカズマたちは、悠々自適の生活を送っていた。そんな中、一人浮かない様子のダクネスだったが、ある日「お前達とは、もう会えない」と手紙を残して、姿を消してしまいーー。
「上級魔法を習得してこそ一人前。爆裂魔法はネタ魔法」そんな紅魔の里の教訓とは裏腹に、爆裂魔法を習得しためぐみん。案の定、彼女を仲間にする者はおらず、ライバルのゆんゆんも同じく毎日ひとりぼっちでーー!?
男女でしか入ることができないという謎のダンジョン「不夜城」。高いクリア賞金目当てに挑戦することになったカズマたちだったが、襲いかかる数々のトラップは、どういうわけか女性ばかりを狙ってくる。アクア、めぐみん、ダクネスが苦しめられる一方、カズマ的にはオイシイ展開でー!?原作者・暁なつめ書き下ろしの秘蔵エピソードをシナリオ化、さらにボーナストラックとしてキャストコメントも収録した豪華な一枚!!
「妹が欲しい」--そんなしょうもないことを考えるカズマは、招待された晩餐会で年下の王女・アイリスと出会う。カズマが話す冒険譚に興味津々のアイリスは、とうとうカズマを兄のようだと慕ってしまいーー!?
「上級魔法を習得してこそ一人前。爆裂魔法はネタ魔法」そんな紅魔の里の教訓とは裏腹に、爆裂魔法を習得しためぐみん。バイトを探すも不採用の連続で金欠の彼女に、友達(?)のゆんゆんが手を差し伸べるのだが!?
「私、カズマさんの子供が欲しい!!」爆弾発言を言い残し、故郷を救いに旅立つゆんゆんを追いかけ、カズマは“紅魔の里”へ向かう。しかし、そこでカズマが見た光景は “滅亡の危機”とは程遠い平和な光景で…!?
「上級魔法を習得してこそ一人前。爆裂魔法はネタ魔法」そんな紅魔の里の教訓とは裏腹に、めぐみんは爆裂魔法習得を目指し、勉学に励んでいた。ある日、学校から家に帰ると妹のこめっこが謎の黒猫を抱えていて!?