著者 : 朝倉輪
クラスメートたちを星霊種から助けた北桜涼真。彼の実力をかいま見たクラスメートたちの涼真を見る目は変わったものの、相変わらずサボり気味の学校生活を送っていた。そんな涼真の前に現れたのは、一つ上の学年に所属する特待生の少女・ほたる。親しげに涼真に接し、さらにほたるのことを「恩人」などと涼真が称するものだから、ロゼ(と彩無)は焦りを覚える。そんなある日涼真たち特待生とロゼは、ほたるの姉がつとめる研究所で新型星撃装備のテストにかり出されることになる。だがそこには恐ろしい策謀がうごめいていてーー!?
星霊種ーー突如として現れ人類に牙をむいた謎の存在。人類はそれらに脅かされながらも、ついに対抗手段を手に入れた。星撃武装を用いて星霊種と闘う存在ーー星撃士。北桜涼真は不本意ながら星撃士訓練校に特待生として通わされていた。 そんな訓練校にある日編入生がやってくる。それも、10代にして最強の星撃士ーー星撃騎士となった少女が。彼女の名前は氷高彩無。涼真のクラスに編入した彩無は、星撃士訓練校の特待生でありながら、不真面目な態度をとる涼真に対し怒りを覚えるが、涼真の秘めた力に気がついてーー?
モブキャラとしてゲームの中に入り、ヒロインーー間宮花帆を攻略することを頼まれた岡本冬也。無事攻略に成功した冬也は、また現実ではモブキャラとしてゲーム三昧の生活に戻ろうとする。しかし、間宮花帆と間宮鈴という屈指の美少女二人と親しくなった結果、まるでギャルゲーの主人公のような状況に。戸惑いつつも楽しい日々を送る中、寮生活をしていた妹の夏樹が、友人の少女・永森此方を連れて帰ってくる。さらには此方をしばらく家に泊めたいと言い出した。なぜか焦る鈴と花帆の二人。さらに花帆には何か違う心配事がありそうでーー。
モブキャラとしてひっそりと学校生活を送っていた岡本冬也の趣味はーーゲーム。学校の隅に作った隠れ家で、今日もゲームの攻略に集中していた。そんなある日、クラスメートで、唯一隠れ家の存在を知る女子でもある間宮花帆が、親戚であり校内でも有数の美少女・間宮鈴をつれてやってきた。ゲーム嫌いらしい鈴だが、頼み事をしにきたという。それはーーゲームの中に入って、ヒロインを攻略してほしい、というもの。その言葉とともに冬也はプレイ中のゲームの中に入ってしまい!? 第2回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>受賞作!