著者 : 村カルキ
ときは文啓三年。 絵画規制に反発する倒幕派『末枯』と警察組織『四季隊』の“画術”による争いが激化していた。 画術とは思い描いた絵を具現化する能力。画術成績はイマイチだが、絵の自由を望み市井の人を守りたいと情熱に燃える探雪は四季隊に入隊する。 しかし相棒になったのはクールで優秀な光起で……。 「俺はひとりでいい。助けが必要なのはお前だけだ」 「僕を相棒だって認めてよ!」 対極バディの幕末画術バトル、開幕! 序章 第一章 ひさかたの 第二章 花さそふ 第三章 もろともに 第四章 君がため あとがき
人類の敵【キヘイ】が世界を蹂躙して幾年。 魔導学園・黄昏院を設立し、人々はその脅威に抗戦を続けていた。 【逢魔ヶ時】打破を祝う祭りでの【最悪の結末】を回避したコウは【研究科】時代の同級生のアサギリ、イスミと交流をするようになる。 平穏な時を過ごすある日、コウはアサギリから告白される。 翌日、コウはイスミから驚愕の事実を伝えられるーーアサギリが遺跡で行方不明になったと。 彼女を探し遺跡を捜索するコウの前に新たな【キヘイ】の王が現れ、コウは【キヘイ】の謎を知ることになるーー。 最愛の【花嫁】達のために、コウが選択した道とはーー?
人類の敵【キヘイ】が世界を蹂躙して幾年。 魔導学園・黄昏院を設立し、人々はその脅威に抗戦を続けていた。 キヘイと婚姻し、【百鬼夜行】に転科・入隊したカグロコウは、一万五千回の試算の上にキヘイの大進行【逢魔ヶ時】を越える。 束の間の日常を謳歌するコウたちの前にーー予想だにせぬ転科生が現れる。 時を同じくして【逢魔ヶ時】打破記念の祝祭が行われ、コウたちも出し物をすることに。 だが、祭りの最中、唐突にコウが殺される。 何度も何度も。 何度繰り返してもーー。 さらには【戦闘科】最強の学徒で構成された【傀儡衆】の少女に襲撃されてしまい……?
突如出現した脅威【キヘイ】が世界を蹂躙して幾百年。人類は対抗手段として魔導学園・黄昏院を設立し、日夜戦闘が繰り返されていた。 運命の日、魔導研究科所属のカグロ・コウは【キヘイ】の死骸回収のため、とある遺跡に出向き、不運にもその命を散らした……はずだった。【キヘイ】の少女に救われるまではーー。 「初めまして、愛しき人よーー我が名は【白姫】。これより先、私は永遠に貴方と共にあります」 物語の中の騎士のように、御伽噺の中の姫のように、目覚めた少女は告げる。それが終わらない地獄の始まりになろうとも知らずーー。 『異世界拷問姫』の綾里けいしが贈る、希望と絶望が織りなす、感動のダークファンタジー!
神に与えられし風の魔法で、異世界を駆けるッ! 主人公・耕一は、ある日異世界に転生する。 ある出来事をきっかけに強力な魔法具の力を手にした主人公は、この世界を知るための冒険に旅立つ!
魔法を使えない“無能”として、悪意の中で生きてきた青年・ロード。しかし彼は魔族の少女・レヴィから真の力“生命魔法”を知らされ、恩人・クラウンから授かった伝説の武具達を手に旅に出た。何者かが人々に植え付けた“無能”への悪意を断ち切るためにー。旅の中ロード達が出会った“無能”の少女・ティア。逆境に耐えながら生きる彼女をロード達は救おうとするが、自分達親子を取り巻く真の悪意を知った時、憎しみに飲まれたティアの真の魔法が発動し…?かつて“無能”と呼ばれた青年は、絶望と憎悪に沈む少女を救い出せるのかー!
“無能”-それは“魔法”を使えない、侮蔑の対象にして悪意の捌け口。天涯孤独の青年・ロードもまた“無能”であり、今まさに自ら死を選ぼうとしていた。しかし古の王・クラウンと魔族の少女・レヴィに救われ、ロードは自身に宿る強力な魔法ー“生命魔法”を知る。そしてロードはクラウンからレヴィと数多の“伝説の武具”を託され、新たな道を歩き始めるのだった。ロードの目的、それは何者かに植え付けられた人々の“無能”への悪意を断ち、人々と理解し合うことで…?かつて“無能”と呼ばれた青年が世界を相手取る、赦しと救済の英雄譚が今始まるー!
帝国暦四三一年六月。現代日本からの転移者にして帝国貴族クロフォード家の養子であるクロノへの新たな任務、それは南辺境で今なお帝国と争う蛮族の討伐だった。南辺境は義父クロードが切り開いた土地であり、クロノたちはクロフォード邸に駐屯。つかの間の里帰りに、クロノは家族や仲間たちとの穏やかな時を過ごすのだった。そして任務に就いたクロノはまず兵士たちの環境を改善していく。続いて蛮族への偵察に向かうが、その最中に囚われの身となってしまう。蛮族ールー族の虜囚として彼女たちと生活するクロノはその中で、平和的解決の可能性を見出す。しかしルー族からの強い信頼を得るためには乗り越えねばならない「死の試練」があり…!?大切な人達との絆が紡ぐ、成り上がりの異世界戦記、第3巻!