著者 : 村谷由香里
ふしぎ荘で夕食を 〜思い出のオムライスをもう一度〜(2)ふしぎ荘で夕食を 〜思い出のオムライスをもう一度〜(2)
平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は家賃四万五千円で夕食付き。大家さんの娘で、俺の片思いの相手・夏乃子さんが毎日夕食を作ってくれる。幽体離脱が特技だったり、神様の使いだったり、住人は変わり者だけど、みんな彼女の夕食が大好きだ。でも、夏乃子さんを捨て失踪した母親のアルバムが見つかったことがきっかけで、彼女にとある“異変”が起きてしまい…。沢山の幸せをくれた大切な人のために、俺は何ができるんだろう。泣けて心温まる夕食物語、第二弾!
ふしぎ荘で夕食を 〜幽霊、ときどき、カレーライス〜ふしぎ荘で夕食を 〜幽霊、ときどき、カレーライス〜
『最後に食べるものが、あなたの作るカレーでうれしい』家賃四万五千円、一部屋四畳半で夕食付き。平凡な大学二年生の俺・七瀬浩太が暮らす深山荘は、オンボロな外観で心霊スポットとして有名だ。暗闇に浮かぶ人影や怪しい視線、謎の紙人形…次々と不思議な現象が起こるけれど、愉快な住人たちは全く気にしない。-だって彼らは、悲しい過去を持つ幽霊ですら、温かく食卓に迎え入れてしまうのだから。これは、俺たちが一生忘れない“最後の夕食”の物語だ。“メディアワークス文庫賞”を受賞した感動作!
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