著者 : 東朔水
ひぐらしの神様ひぐらしの神様
にしん町商店街のバーに勤めていた田嶋は、店長の夜逃げで突然無職になる。途方に暮れて町はずれの清瀧神社に向かうと“神様”に出会った。うっかり握手をしたことで『契約成立』し、神様のもとでアルバイトする羽目に。コロッケや豆大福のお供えを要求する食いしんぼうで豪快な神様だが、実は余命わずかで…。書き下ろし番外編付き!切なくも心温まる物語。
ひぐらし神社、営業中ひぐらし神社、営業中
勤めていたバーの店長が夜逃げして、突然仕事を失ったぼく。住んでいたアパートも取り壊されることになり、途方に暮れていたところ、町はずれの神社で、ある女性と出会う。彼女は、態度が大きく、口も悪いけれど、どこかチャーミング。そんな彼女は、この神社の“神さま”だという。ぼくは、願いごとのあるひとを連れてくるように言われてーユーモラスで心温まる物語、文庫オリジナルで登場!
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