著者 : 柏枝真郷
貴族デザイナーの華麗な事件簿2 ロンドンの嵐貴族デザイナーの華麗な事件簿2 ロンドンの嵐
スーツを新調しに来た客から人探しを請けた、貴族兼デザイナーのエドガーと仕立て屋ジェレミー。目的の人物を探るうち、毒死事件の関係者らしいことが分かる。ジェレミーは彼が持っていたある布地が気にかかり……。
貴族デザイナーの華麗な事件簿(ロンドンの魔女)貴族デザイナーの華麗な事件簿(ロンドンの魔女)
19世紀末のロンドン。伝統と革新が渦巻くこの街の一角で、仕立て屋を営むジェレミーの店には、風変わりな人物が入り浸っている。彼の名はエドガー・ノースブルック。貴族でありながら、先見の明と奇抜なアイデアを併せ持つ、自称デザイナーだ。2人はある日、客の実業家から、最近雇ったメイドが「自分は17世紀のセイラムで魔女狩りに遭った」と言っているという話を聞く。折しもロンドンでは人体が突然発火するという奇妙な事件が続発していた。好奇心旺盛なエドガーは、調査に乗り出すが…!?
迷彩迷夢迷彩迷夢
聖一が、義弟に殺された-。悲報に触発され、“離婚”という結論を出したばかりの彰子につぎつぎと浮かぶ聖一と義弟彬の、どこまでも不確かな実像。平凡だけど幸せに満ちたあの七年間は、なんだったのだろうか。偶然の糸に導かれた彰子は、聖一との思い出の地金沢へ向かうが…。ふたりの少年がたどった哀しく儚い“葛藤”の軌跡と、哀しい終幕とは。
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