著者 : 桜はんぺん
世界の再創造を願う〈聖王〉の計画を止めるため、聖都へ向かった〈チーム・スカーレット〉。しかし、聖王の圧倒的な力によって〈浮遊島(ラグナ・イース)〉は粉砕され、カミトは闇に呑まれてしまう。覚醒する〈魔王〉の力。だが、そんな彼の前に現れたのは〈レン・アッシュドール〉を名乗る謎の少女だった。今明かされる〈元素精霊界(アストラル・ゼロ)〉の真実。闇の力を継承するカミト。そして、再結集した〈チーム・スカーレット〉は決戦の地へ向かうーー。「あんたに奉納する!〈最強の剣舞姫(レン・アツシユベル)〉の剣舞(ブレイドダンス)を!」双剣が共鳴し、真の〈魔王〉が覚醒するとき、最後の剣舞が幕を明けるーー!
学院を奪還し、聖国とその背後にいる〈聖王〉アレクサンドロスへの反撃の狼煙を上げたカミトたち。再会したグレイワースは、二十四年前に交わされた盟約と、恐るべき〈聖王〉の真の目的をカミトに明かす。「--私はずっと、坊やと出会うのを待っていたんだ」。帝都の陥落。地上から消えた聖都。カミトの中に宿る〈闇の精霊王〉の覚醒が近づく中、〈聖王〉は人類に滅びの託宣を下すーー。〈元素精霊界〉と〈人間界〉を救うため、カミトと〈チーム・スカーレット〉は最後の決戦の地へ向かうーー!
精霊イリスとの出会いによって千年前の真実を知ったカミト。<聖国>の刺客ルーリエを激闘の末に倒すも、彼女が命と引き換えに使用した<霊爆>により、<魔王の墳墓>は崩壊してしまう。爆破に巻き込まれたカミトを救ったのは、魔王都市で出会った謎の商人サフィアーンだった。彼は自身の正体を明かし、魔王の棺に眠る驚くべき秘密を語る。「彼女が目覚めたようだーー」遂にカミトたちの前に姿を現した真の敵。学院に迫る脅威。そして、オルデシア帝国に戦火の炎が燃え広がるーー!大人気エレメンタル・ファンタジー、世界の核心に触れる第18弾!
教国の都<ゾハール>と融合した<戦略級軍用精霊(リヴァイアサン)>を撃破し、シェーラ・カーンを倒したカミトたち。だが、教国の第二王女サラディア・カーンは<魔王の墳墓>の伝説のある<赤死の砂漠(グル・ア・バル)>へと姿を消してしまう。消えた少女を追って、カミトたちは砂漠を往く船に乗り込むが、そこで待ち受けていたのは、1000年前に滅びたはずの<魔王都市>だったーー。「<魔王>の後継者よ。あなたが訪れるのを待っていましたーー」迫り来る<聖国>の騎士団。紅蓮の焔を纏う謎の少女精霊。そしてエストの見る奇妙な夢ーー。それは、遥かな時を越えて結ばれる、過去の因縁の始まりにすぎないのかーー。大人気エレメンタル・ファンタジー、ついに最終章開幕の第17弾!
教導院時代のカミトとレスティアの関係、そして、あの姉妹の当時の関係も描かれる『帝都の精霊大祭』。体調を崩したカミトのために、剣精霊エストが生まれてはじめての看病で巻き起こるドタバタ騒動『エスト、看病する』。ある決心を決めたフィアナが、まさかの秘密のアルバイトを始める『お姫様のアルバイト』。そして、チーム・スカーレットの面々がまさかのアイドルデビュー(!?)でステージに立つ、書き下ろし短編『精霊舞踏祭(エレメンタル・フェスタ)』。ほか、クレアとリンスレットの過去や、壮絶なるお嬢様たちの闇鍋合戦、チーム力アップのための強化合宿の様子など、盛りだくさん。カミトたちの日常の姿が描かれる大ヒットエレメンタル・ファンタジー学院編、堂々の登場!
エストとレスティアーー二刀の剣が戻り、死闘の末グレーワースを討ち倒したカミト。修行を終え、新たに力を手にしたクレアたちと合流し、 ルビアのいる教国の反乱軍が集ま都市〈モルデス〉へと向かうーー
「どうして、あんたがここにいる……?」霧雨の降りしきる帝都。囚われのフィアナを救いだしたカミトの前に立ちはだかったのは、聖国の手に堕ち、全盛期の姿を取り戻した〈黄昏の魔女〉だった。その圧倒的な力の前に為すすべもないカミト。だがそこに、かつて剣を交わした竜騎士レオノーラが駆けつける。「助太刀しましょうか、カゼハヤ・カミトーー」カミトを蝕む〈闇の精霊王〉の力と、謎に満ちた聖国の暗躍、よく切れる〈魔王殺しの包丁〉、そして舞台は〈竜王〉の君臨するドラクニアへーー。「制服はそのままで結構です。ただーー下着は脱いでいただかなくてはなりません」「えええええっ!?」 激動の大人気エレメンタル・ファンタジー第15弾!
〈ジルニトラ〉を打ち倒したカミトの前に姿を現したのは、消滅したはずのレスティアだった。一方、帝都では諸国会議に参加していたフィアナに、神聖ルギア王国による陰謀の魔手が迫ろうとしていたーー。
「--お前は誰だ?」〈精霊剣舞祭〉から1週間。〈精霊王〉との謁見以来意識を失っていたカミトが目を覚ました。安堵する〈チーム・スカーレット〉の少女たちだったが、カミトは全ての記憶を失っていてーー。
“ロスト・カテドラル”での死闘の末、遂に決着の刻を迎えた“精霊剣舞祭”決勝戦。光と闇の双剣はルビアの策謀を打ち砕き、敗れた彼女の口から「あの日」の真相が語られる。「四年前、私が精霊王に叛逆したのはー“精霊王”が狂っていたからだ」禁忌とされる“精霊王”の祭壇で、彼女はいったい何を見たのかー。呼び起こされるカミトの記憶。“精霊剣舞祭”に秘められた真実。全ての“願い”が叶うその場所で、カミトは決断する。「俺たちはー“精霊王”の死を望む」過去と現在が螺旋を描く無敵のエレメンタル・ファンタジー第11弾。“精霊剣舞祭編”堂々の完結。そして物語は新たなステージへ!
炎の中で果たされたーそれは最悪の邂逅だった。運命に手繰られるように流転する“真実を貫く剣”。フィアナに託された炎の刻印。囚われのクレアは闇に堕ち、囁く彼女の声はカミトを魔王の覚醒へと導く。最終局面を迎える“精霊剣舞祭”決勝戦。遂に明かされるルビア・エルステインの真の目的とは?二つの刻印が輝きを放つとき、カミトの手に最強の双剣が誕生するー!無敵のエレメンタル・ファンタジー待望の第10弾。
決勝戦開幕。“チーム・スカーレット”の美少女たちと夜の剣舞を舞い、気力も充分なカミト。一方で“精霊剣舞祭”をめぐる陰謀は静かに進行していた。激しさを増す闘いの先に待ち受ける運命はー。「あの仮面の精霊使いーもう一人のレン・アッシュベルを、絶対に倒せ」グレイワースに託された想いを胸に剣を振るうカミト。本国からの密命を受け暗躍する聖騎士ルミナリス。そして、闇の魔剣とクレアの出会いが最強の焔を呼び覚ます!「-ようやく私の名前を呼んでくれましたね、マスター」緊迫の時を迎えた大注目のエレメンタル・ファンタジー待望の第9弾。
無事に決勝進出を決めた“チーム・スカーレット”。カミトはクレアと劇場に行ったり、リンスレット手作りの朝食を食べたり、レオノーラと水着デートをしたりと、決戦前の休息を楽しんでいた。一方で、少しずつほころびを見せはじめる“精霊剣舞祭”のシステムと、動き出す紅蓮の仮面の少女ーレン・アッシュベル。そして、カミトの前に現れた学院長グレイワースはこう告げた…。「-カミト、おまえに最後の絶剣技を託す」ひとときの日常の中で振り返る、輝いた懐かしき出会いの日々。それは決して戻れない、けれどきっと忘れない、今へと続く過去の地図。やがて訪れる灼熱の前に、一瞬のやわらかな風にも似たー。エレメンタル・ファンタジー第8弾。
ネペンテス・ロアとの死闘から一夜明け、ひとときの休息をとるカミトたち。だが、“最強の剣舞姫”レン・アッシュベルの剣技を使ったことで、カミトはクレアたちからある疑惑を向けられてしまう。「あいつなにか隠してる気がするのよね、レン・アッシュベルのことで」「…確かめてみるか?」そんな中“チーム・スカーレット”は、クイナ帝国代表“四神”からの宣戦布告を受ける。だが、決闘に向かう両チームに、アルファス教国の王女にして“煉獄の使徒”副将、魔精霊使いシェーラ・カーンの魔の手が迫り…。真実を騙る偽りと、偽りを装う真実。少女たちの憧憬に絡みつく蒼い蛇を、真の最強は断ち切れるのかー?エレメンタル・ファンタジー第7弾。
“精霊剣舞祭”二日目。カミトたちに“破烈の師団”から同盟の申し出が入る。だが、その交渉に向かう途中、レスティアの攻撃により離ればなれになってしまうカミトとクレア。カミトを救ったのは、十三歳にして“破烈の師団”師団長を務める少女ミラだった。レスティアによりチームを壊滅させられながらも、カミトたちと行動をともにするミラ。しかし、その前に再びレスティアが立ちふさがる。交差する魔剣と聖剣。そして、剣戟の果てにカミトが見たものは…。「-できることなら、カミト、私はあなたに殺されたいわ」塗りつぶす黒。壊れた願い。けれど、ふたりが出会った意味だけは、今もずっと変わらないままでー。エレメンタル・ファンタジー第6弾。
エストを失ったカミト。エストは戻らないまま“精霊剣舞祭”本戦は開幕し、竜騎士レオノーラたちがカミトに迫ってくる。失意に沈むカミトだが、クレアたちの(獣耳コスプレなどの)協力のもと、少しずつエストの過去に触れてゆく。そこでカミトが見たものは、はるか昔の、伝説の聖剣と、救世の聖女と呼ばれたひとりの少女の物語だった。「ねえ、エスト」「なんでしょうか、マスター」「いつまでも、私のそばにいてくれる?」それはとてもあたたかな記憶。そして失われるぬくもり。最後に残されたのは、冷たい指先と…。闇の中で彼女は祈り続ける。繰り返される罪と、罰と、決して得られぬはずの赦しを願いながらー。エレメンタル・ファンタジー第5弾。
“精霊剣舞祭”開幕。クレアたちは晴れてアレイシア精霊学院代表として、開催地である元素精霊界の聖域ラグナ・イースに向かう。水着姿で禊ぎをしたりしてチームの結束を深めるクレアたちだが、突然、軍用精霊を操る謎の刺客に襲われる。その正体は、“教導院”時代にカミトを兄と呼んで慕った少女、ミュアだった。迫り来る過去に揺れるカミトの前に、闇精霊レスティアや、最強の剣舞姫レン・アッシュベルがついに姿を現し…。「あなたの過去が、あなたの大切なものを壊そうとしているわ」「-させない、そんなことは」変わらないもの。変わってしまったもの。置き去りのままの過去たちが、今この瞬間に絡み合うー。エレメンタル・ファンタジー第4弾。
フィアナを仲間に加えたクレアたちは、間近に迫ったヴァレンティア聖祭の準備(媚薬とか裸チョコとか)に追われつつも、精霊剣舞祭への参加条件である学内ランキング上位三枠に着々と近づいていた。だがその前に、エリスの義姉にし、ランク一位の学園最強の存在ーヴェルサリア・イーヴァが立ちはだかる。さらに、カミトはエリスに乞われて風王騎士団を手伝うことになるが、クレアはそれをこころよく思わないようで…!?「エ、エリスの胸なんかにまんまと誘惑されて、騎士団の犬に成り下がったのね」「いや、そういうわけじゃ…」越えられぬ理想。かつて見た憧れ。そして、力への渇望の果てに待つものはー。エレメンタル・ファンタジー第3弾。
精霊剣舞祭の開催まで二ヶ月を切った。だが、クレアとカミトたちのチームは、学内ランキングの剣舞祭出場枠にはまったく届かず、そもそも出場に必要なメンバーさえ揃っていなかった。そんな中、学院にオルデシア帝国第二王女、フィアナが編入してくる。かつて火の精霊姫候補だったが、いまはその資格を剥奪されて、“喪失の精霊姫”と呼ばれている彼女。学院長の依頼により、彼女とカミトたちはとある任務に挑むことになる。だが、カミトに積極的に迫るフィアナの様子に、クレアは内心穏やかではなく、料理対決や背中流し対決が始まり…!?カミトの過去を知る少女。仲間たちの絆。そして、少女の胸に秘められた想いー。エレメンタル・ファンタジー第2弾。
清らかな乙女にのみ許された特権ー精霊契約。ここアレイシア精霊学院では、精霊使いとして訓練を積んできた貴族の令嬢たちが集められ、エリート教育を受けていた。少年カミトは、ふとした事故から学院生の少女・クレアの水浴びを覗き、さらに彼女が求めていた精霊と代わりに契約してしまう。そう、カミトはこの世界ではありえない、男の精霊使いだったのだ!「あ、あんた…あたしの精霊、奪った責任とりなさいよね!」「は?」「あんたがあたしの契約精霊になりなさいっ!」箱入りお嬢様たちの学園に放り込まれたカミトの運命は!?刻印輝くエレメンタル・ファンタジー。