著者 : 桜庭一樹
オールド・マスカレード号事件を解決し学園に戻ったヴィクトリカは、疲れが出たのか熱を出してしまう。一弥は、秋の花にまつわる謎を手土産に、日々彼女のお見舞いに通うのだが…? 秋香る「GOSICK」短編集第
謎の修道院〈ベルゼブブの頭蓋〉から辛くも脱出し、無事帰りの列車に乗り込んだ二人。しかしそこで待っていたのは、己の身分を偽る奇妙な乗客達と、新たな殺人事件だった…! 大ヒットミステリー、怒濤の第6巻。
父・ブロワ侯爵の思惑により、遠く異国の修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉されてしまったヴィクトリカ。囚われの彼女を救うべく修道院に向かった一弥を待ち受ける、血塗られた惨劇とは…!? 待望の本編第5巻!!
殆どの生徒がバカンスに出かけ、ほぼ無人の聖マルグリット学園。外出できないヴィクトリカと、彼女を思い学園に残った一弥は二人きりの夏休みをすごすことにーー。武田日向が描く、文庫初披露の美麗イラストも収録!
その日、図書館塔で退屈を持て余すヴィクトリカの頭に落下してきた金色の書物。“汝、愚者の代表者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!”そこにはかつてこの王国に君臨し、学園の時計塔から謎の失踪をとげた錬金術師リヴァイアサンからの挑戦が!奇しくも同じ頃、その時計塔で不可解な密室殺人が起こり…!?ヴィクトリカにより全ての謎が繋がれたとき、この王国の禁忌が明かされるー極上ミステリー、急展開の第4巻。
クラスになじめず、孤独だった留学生の一弥が殺人事件の容疑者に!? 絶体絶命の一弥を救ったのは、図書館塔最上階にこもる謎の美少女・ヴィクトリカだったーー。二人の出会いを描く、「GOSICK」はじまりの物
風邪で寝込むヴィクトリカを学園に残し、一人首都ソヴレムのデパートに出かけた一弥は、そこで謎の失踪事件に遭遇する。一弥は真相を突きとめるべく、ヴィクトリカに電話をかけるが…? 大ヒットミステリー第3弾!
パイプを片手に、恐るべき頭脳で難事件を解決していく不思議な少女ヴィクトリカ。人形とみまごうほどの美貌をもつ彼女だが、性格は超傍若無人!?真面目で誠実な留学生久城一弥はそんな彼女に日々振り回されっぱなし…。そんな中、とある占い師の死をきっかけに、二人は豪華客船で起こる殺人事件に巻き込まれてしまう。次々と命を落とす乗客達、そして明かされる驚愕の事実とはー!?天才美少女の極上ミステリー、開幕。
“灰色狼の末裔”に告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎するー謎の新聞広告を目にしたヴィクトリカは、その夜たった一人で学園を抜け出し、山奥の小さな村に降り立った。後を追ってきた久城一弥がその訳を問うと、母の無実を晴らすためだというが…?秘密に満ちた“灰色狼”の村で、過去と現在に起きた二つの殺人事件の謎が混迷する、波乱の第2巻。
蜻蛉のような“恋愛小説家”のパパと暮らす荒野。12歳で経験した淡い“恋”の相手は、パパの再婚相手の連れ子だった!コドモの荒野には“恋”なんて皆目わからずオタオタしたけれど、それから1年あまり。新しい家族にも男の子にも慣れてちょっぴり成長した荒野が、新たなドキドキに出会う。急激に“オトナ”になっていく周囲に戸惑い、突然自分に訪れた“恋”に恐れ驚愕するー。そして、遠く離れた彼の人への想いは…。『恋の三部作』第二作。
山野内荒野、12歳。“恋愛小説家”のパパと、年若き“ばあや”と暮らしている。中学入学式の日、荒野は一人の少年と出会い、衝撃的な胸のドキドキを体験する。少年・悠也がクラスメートだと知って嬉しい荒野だが、彼の氷のような視線に戸惑う。好きってどういうこと?恋ってなぁに?未知なるものとの遭遇にまだコドモの荒野はオタオタするばかり。そんな荒野が、ついに“恋のしっぽ”をつかまえてー。一人の少女の恋の軌跡を描く『恋の三部作』第一作。
「あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ」巣篭カナは、そんな言葉を呟いてしまう15歳の少女。ある夜、家族とのトラブルから家出し、町のダストシュートで、とんでもないものを発見する。-それは、銃を握ったまま眠る全裸の少女だった!UFO出現と銃撃事件で大騒ぎの町を、眠りから覚めた少女“白雪”とカナは逃亡する。東京へ着いたふたりは火器戦士の千晴に出会い行動を共にするが、そこへ黒い謎の影がー!?新世代青春エンタテイメント登場。
トリスタン号事件の悲しい結末。それから一週間後ー、事件は解決したかのように思われたのだが…。探偵・天城小次郎のところに舞い込んだ一本の電話。その聞き覚えのある声の主は、意外にもエルディア王女・プリシアのものだった。彼女をふたたび襲う“テラー”の影。果たしてそのとき小次郎とまりなは、弥生や恭子は、そして眠りつづけるEVEは…!?小説版のみで展開される『EVE burst error PLUS』のその後を描いた完全オリジナルストーリー。
封神暦128年、オールド大陸。敵軍ゼノンとの戦争の最中、ラディアの軍神・レアは6代目国王に密から命じられ、伝説の封印の謎を解くべく、エルフの森へ旅立った。長老から授かった炎をたよりに封印の地へ赴くがー。それから2年後、軍に戻ったレアは“戦場を駆ける一陣の風”と噂されるツワモノに成長したウェレスと7代目国王アルフィルドに再会。ラディアの血筋は封印の力を解き明かす能力があると洩らすのだが…。幻想世界ネバーランドを舞台にした「ジェネレーションオブカオス」シリーズ最新作ノベライズ。