著者 : 桜花舞
失踪した伯爵令嬢の身代わりになったらーー 嫌われていたはずの婚約者(皇太子)がまさかの溺愛に豹変!? 妖精の加護が宿った特別な衣装を作る唯一無二の職人ーー通称【織姫】。 その正体は虐げられた平民の少女マリー。彼女はある日突然、悪徳雇い主の意向で金持ち商人の息子へ身売りされかける。 絶望する彼女に、伯爵家が驚きの取引を持ち掛けてきた。 それは、マリーにそっくりな失踪した伯爵令嬢マリアの身代わりになって欲しいというもの! それと引き換えにマリーが不当に押し付けられた借金を帳消しにするという取引に応じ、早速マリアとして夜会に出席することに。 そこでマリアの婚約者だという美貌の皇太子カルロと対面するがーー なんと彼は10年前に一度だけ会ったマリーにとって初恋の少年で!?
千代は弟を救うため、荒ぶる神の生贄となった。ところが龍神の銀嶺は、花嫁として千代を溺愛。空回りながらも共に暮す中で、二人はお互いを知り、悪しき神も封じて平穏な日々を送っていた。 身に余る幸福は銀嶺のおかげ。彼の力になりたい千代だったが、生贄花嫁ならできるはずの霊力の捧げがうまくいかない。このままでは銀嶺が弱ってしまう。そこで千代は、神様の生贄たちが花嫁修業をするという学校へ通うことに。力を捧げる術を学ぶうちに、仲良くなった大鼠神の花嫁・唯の抱える神様への想いに触れて……? 目次 プロローグ 第一章 生贄花嫁は捧げたいので学校へ行く 第二章 捧げるために修業する 第三章 捧げたかったけど妖しい影 第四章 捧げたいのに運命が阻む 第五章 生贄花嫁はどうしても捧げたい 第六章 捧げたいのは意地があるから 第七章 運命でなくても愛するあなただから捧げたい エピローグ
荒ぶる神に生贄として捧げられた如月千代。彼女は弟を守るため、神の力を封じる毒と一緒に食べられたい。その瞬間を待つ千代の前に、秀麗な龍神・銀嶺が現れる。誰もが恐れる龍神は、けれど千代を花嫁として丁重に扱うばかりでーーいっこうに食べてくれない! 銀嶺の優しさに癒やされつつも、食べられようと自分磨きに励む千代。一方で、千代の不憫な境遇を神の力技で解決しようとする銀嶺。から回りながら共に暮らす二人は、やがて互いの隠し事を通じて向き合うようになりーー。生贄乙女と龍神様、運命の婚礼物語が始まる。 目次 プロローグ 第一章 生贄花嫁は食べられたい 第二章 食べられたいので好みを知りたい 第三章 食べられたかったけど実家に帰る 第四章 食べられたくないのに壺は囁く 第五章 生贄花嫁はやっぱり食べられたい 第六章 あなたのためなら食べられても構わない エピローグ
呪いが解けた最強魔術師スノウと結婚し、甘い日々を送るキアラ。新婚旅行でギネーダを訪れ、夫婦でリゾート地を満喫! のはずが、キアラが伝説の魔獣だという白い子虎に気に入られて番(つがい)にされてしまった。番が解消されないとスノウと触れ合えず帰国もできないなんて! しかもギネーダ内の陰謀にも巻き込まれることにーー!? 最強魔術師と愛され花嫁の契約結婚ラブファンタジー、波乱万丈な新婚旅行編♡
忌み嫌われる闇属性の王女・エリス。姉の毒殺未遂の罪をきせられ処刑の瞬間、運命が歪み始めた16歳の誕生日前に時が戻る。エリスと姉を陥れた犯人を捕まえて死を回避してみせる!と行動したら何故か死刑執行人であり険悪な仲の宰相補佐官・クラウィスがお目付け役に!?一緒にいるうちに様々な真実が浮き彫りになってきて…?-やがてエリスは決意する。今度こそ自分に正直に、大切な人達を守るため奮闘します!
『乙女ゲーム』の『悪役令嬢』である公爵令嬢レベッカ。『転生者』だった亡き母お手製の『攻略本』を頼りに学園で奮闘し、国外追放を免れて無事進級した。しかし、そこはゲームの『第二部』の始まりで!?自分は本来ならいないはずで、『シナリオの強制力』が働いて即退場、なんて可能性もある!そして何より、新しい敵キャラからヒロインであるエミリアを守らなくちゃ!!新たな一年でもレベッカの戦いは続きー!?悪役令嬢の破滅回避ファンタジー第二弾!!