著者 : 植田亮
新たな仲間達と新たな開拓地のブラド砂漠の攻略に励む絆達。年上で大人な彼等と楽しく過ごしながらも顔文字に農業を伝授。その後は釣りに勤しむ日々を送っていた。その間も顔文字と農業で品種改良したトマトを姉に食べさせたり、ミリーと化石掘りをしながらオリジナル恐竜を組み立てたり、クレイと危険植物について談義をしたり、砂漠で新たな釣りをしたり……目的はマグマを泳ぐ魚を釣るという野望を抱く絆。そんなある日、開拓地をモンスターが襲撃する新たなイベントが発生する。
「ルネイアース大迷宮」とマンノームの隠れ里との攻防戦は、いったん停戦となった。大迷宮は大きく損傷して地中に沈み、マンノームたちもまた自分たちのソウルと引き替えに決戦兵器を使用したために全員が昏睡状態となってしまい、戦いを続けることができなくなったのだ。一方、ヒカルは、最初にこの世界に降り立ったポーンドの街に戻ってきていた。急に姿を消したヒカルに対して冒険者ギルドのメンバーは興味津々だが、それをうまくはぐらかし、ラヴィアが住んでいた旧モルグスタット伯爵邸を探るほか、ホットドッグを食べたり、いなせなエルフの武器工房を訪問したりと、この地で知り合った人々と旧交を温めていた。
不思議なアプリからはじまる青春学園ラブコメディ! 青春をあきらめていた高校生・凪野夕景のスマホに、とあるアプリがインストールされた。アプリの名前は『青春マッチングアプリ』。 それはマッチング相手と『正しい青春』を送るためのミッションをクリアすると報酬を与えるというもの。マッチングしたのは、なんと同じクラスの美少女・花宮花。 彼女は自身の夢を叶えるため、ミッションをこなしたいという。 青春とは何かを知るため、花の夢を叶えるため、夕景は送られてくる指令をこなしていくがーー。 不思議なアプリからはじまる青春学園ラブコメディ!
日本に取り残されたラヴィアと離ればなれになったヒカルは、ソアールネイ=サークをつかまえて「世界を渡る術」がまた使えるようになるよう要請するつもりだった。だが彼女のいる「ルネイアース大迷宮」は空へと浮かび上がり、ヒカルは大迷宮に侵入する手段を求めてポーンソニア王国へと戻った。一方、ラヴィアは「世界を渡る術」のための魔力結晶を手に入れたのだが、騒音が大きいこの魔術を実行できる場所を探していた。新聞記者の日野に相談すると、彼が手配してくれたのは国立大学の研究施設だった。ラヴィアと「世界を渡る術」の存在を科学者たちに知られることになってしまうが、ラヴィアはにとってはヒカルと再会すること以外に重要なことはなかった。
存在自体が伝説とも言われている「ルネイアース大迷宮」が復活した。その第37層から脱出してポーンソニアの王都に戻ったヒカルはポーラと合流できたが、日本に残されたラヴィアに再会するために発動させた「世界を渡る術」は、失敗してしまう。そんなヒカルたちの前に現れたのはマンノームの3人組。彼らはヒカルとポーラをマンノームの隠れ里へと案内するのだが、その里は外界から隔絶された大洞窟の果てにあった。マンノームは「ソウル」のエネルギーを利用してきた一族であり、「魔力」の利用は最小限にとどめるべきと主張していた。「世界を渡る術」はサーク家の魔術、つまり大迷宮の復活によって妨害されているらしかった。ヒカルはその妨害を阻止するために新たな戦いを挑むのだが…。
死の商人が行方不明になってからも絆達のプレイスタイルが変わることはなく、次のディメンションウェーブイベントへの準備を行う日々を送っていた。姉の奏の指導のもと、戦闘での連携スキルを闇影と行うなど、イベントに貢献していく絆達。更に手段を選ばず防御特化で挑む奏により、パーティーの強さはより盤石となっていった。その一方で、ディメンションウェーブのイベントは想像していたよりもずっと過酷で、やがてプレイヤー達は窮地に陥るようになってしまう。そんな時、前回のイベントで負け越していたしぇりるが立ち上がるのだった。彼女の考えた秘策とは一体…!?
魔王軍侵攻イベントを無事に終えた絆達。大規模イベントの後ということもありしばらくは平穏な日々になると予想されたので次なるアップデートを期待しつつ、時間がある今の内に未消化のクエストなどをクリアしていくことになった。料理をしたり、化石掘りをしたり、臨公広場を見てみたり、と仲間達と様々な経験値を積んでいく。そんなこんなでエンジョイしていたところ、気になるモノを目にする絆。絆の実の姉…奏がボロボロになったテントに入っていったのだった。そう、絆達が冒険を楽しんでいる間に奏が置かれていた状況とは…もしかしてホームレス!?
落ちこぼれの少年シオンは無能であるがゆえに憧れの英雄ダリオと出会い万能の力を手に入れた!そんな師弟と旅を共にする少女レティシア。彼女の過去を探るべく一同は新天地へと向かうがそこで知るのは万象紋の驚愕の秘密!そして、シオンの前に立ちふさがる師匠のダリオ!?「ならば試してやろう。行くぞ、若造!」「はい!」無能の弟子が今、最強の師を超える!?成り上がり無双譚、待望の第3巻!
姉妹のイタズラから強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。無人島・カルミラの開拓を終え、アップデートで開けた新天地・ミカカゲに到着した一行だったが絆は港で釣りに勤しみ始める。絆は釣りと仲間との冒険、両方を楽しみたいけれどどちらかしか出来ない状況に悩んでいた。どうやらミカカゲでは首都に行くにはビザ申請が必要で、実績を稼いでビザのランクを上げねばならないことを調査に出た仲間から教わる。新たに習得したスキル、フィーバールアーの検証を行うと、このスキルは入れ食いになるルアーに一定時間、ルアーを変化させる効果のようだった。早速、港の魚を釣り上げようとするとー。
ずっと憧れていた大英雄ダリオに弟子入りし何億年にも及ぶ修行でとてつもない力と師の魔剣を手にしたシオン。しかし、魔剣の中に封印されていた師匠は破天荒で自由気ままな美少女だった!そんな師弟らと行動を共にする可憐な少女、レティシア。全能と謳われる『万象紋』の強大過ぎる力に振り回される彼女のため、一行が向かうのは伝説の邪竜が潜むとされる谷!?凸凹で最強な師弟が贈る成り上がり無双譚、第2幕!!
姉妹のイタズラから強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。無人島で謎生物のペックルや呼び寄せた仲間たちと共に、様々なトラブルに見舞われながらも島の開拓やダンジョン探索に励んでいた。そんなある日、ダンジョンで釣りをしていた絆が戻ると、ペックルが巨大化して船代わりになるというイベントが。巨大ペックルに乗って新大陸に向かおうと、期待に胸を膨らませるのだが…「島から出られない!」。新天地を目指すため、まずはダンジョンで物資の調達をしようと、一同は再びダンジョンを潜り、地下100階に到着ー「この先にボスがいるのですよ」。
隣町での騒動から1か月。大悪魔の襲撃による傷がようやく癒えたギンは、新しい武器を求めてパリシアの街を散策していた。一方、白夜は相も変わらず変態発言を連発し、道案内を買って出た空亡もまた様子がおかしくなっていた。紆余曲折の末に街の孤児院に辿り着くが、そこで謎の女と出会ったり、空亡の真の姿が明るみに出たりと一波乱が。また、ギルドマスターのレイシアからは、3つの指名依頼が舞い込む。『騎士団や冒険者への戦闘指導』『1か月前の襲撃に伴う、周辺環境の調査』『神界序列第1位、全能神ゼウスへの謁見』。こうして忙しない日々が始まるが、その裏では悪意がうごめいていたー。
姉妹のイタズラで強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。「第一波」襲来イベントも終わり、元ののんびりプレイに戻って航海を続けていると、嵐に巻き込まれて「帰らずの海域」という脱出不可能なマップに閉じ込められ、乗っていた船が巨大な幽霊船に引き寄せられてしまう。絆たちは幽霊船内を探索するのだが、とあるトラブルによって、絆は単身、海へと投げ出されてしまった。冷たい海水に飲みこまれ、次に気が付いたときには、絆は無人島に漂着していた。一人となってしまった絆は、ベックルという謎生物たちとともに、無人島サバイバル生活を始めるのだった。
長谷川雫は、いわゆる歴女であること以外は、どこにでもいる普通の女子高生として過ごしていた。雫にとって、才色兼備で誰にも媚びない孤高の存在、藤堂朱と放課後に交わす一時の逢瀬だけが唯一の楽しみ。しかし、藤堂は意味深な言葉を残して、何の前触れもなく消えてしまう。突然消えた藤堂に憤っていると、自宅への帰り道で不思議な声に呼びかけられた。雫はその声が藤堂の迎えだと感じ、「理想郷」への旅立ちを受け入れる。時は流れ、異世界に導かれた雫は、田舎の村で異邦人としてこき使われる屈辱に耐え、逃走のチャンスを窺っていた。そんなある日、村は大勢の兵士に襲われ、火を放たれてしまう。火事場泥棒のチャンスだと、雫は惨状の中を飛び出していくのだがー。
謎多きデスゲーム「処刑タロット」に囚われたクラスメイト・伊刈梨々花を助け出し『塔』『悪魔』のゲームを制した鳴海たち。しかし、処刑タロットが生み出す莫大な利益と、その鍵を握る梨々花を狙って生徒会が動き出す!鳴海たちは、前回のゲーム敗北の責任を取らされ制裁を受ける山岸美玖を救うため、生徒会の用意したARバトルへの参加を決意するが…。仮想と現実が交錯する危険な“制裁バトル”。そこで鳴海たちを待ち受ける因縁の人物とは?さらに次なる処刑タロットの招待状も届きー!?試される極限状態での判断力!ノンストップゲーム小説、最新作!!
クリア率98%のVR脱出ゲームを、ただひとり“真のバッドエンド”で迎えた高校生の鳴海恭平。その腕前をゲームの制作者である片桐渚に見込まれた鳴海は、死のリスクがあるという裏の脱出ゲーム「サドンデス」に招待される。鳴海はある人物を探し続けていたーデスゲームに身を晒し続ける“死にたがり”のクラスメイト・梨々花。しかしゲームの中で再会を果たした彼女は、「処刑タロット」と呼ばれるカードの呪いに囚われていた!梨々花を救うためには、危険なゲームをクリアし、すべての「処刑タロット」を集めるしかない。だがゲームには、他にも様々な事情でカードを手にした少女たちが参加していて…!?
始まりは、あの夏休みの最終日。道に迷っていた七尾レキは、民家の庭木によじ登り、猫を助けようとしていた変な少女、八神リノと出会った。のんびり屋のレキ。天真爛漫で、ちょっと寝坊助さんで、手のかかる妹のようなリノ。偶然にも同じ家で居候することになった二人。親友のユウキとアザミも仲間に加わり、商店街に遊びに行ったり、季節外れの海水浴も楽しんで。そんな日々を重ね、そして二人は、ごくごく自然に恋に落ちた。だけど、この世界は大きな“不具合”を抱えていてーそれは遙か遠く、ある世界の片隅で紡がれた、甘く切ないボーイミーツガール。