著者 : 椎田十三
「領家さんには生徒会長選に出馬していただきたいのです」「私はそういう人の前に立って話したりするのは…」生徒会長・宮前の薦めにより、気乗りしないながらも次期生徒会長選挙に立候補した領家。宮前の後ろ盾もあり、当選はほとんど確実に思われたがー。「驚きましたわ。あなたが…立候補なさるなんて」生徒会内部からの伏兵、庶務の佐知川による数々の妨害工作の結果、選挙戦は波乱の展開に。そんな混乱の中、大性欲賛会の過激派により高砂が拉致されてしまいー!?リア充爆発アンチラブコメ、最終巻!
「遊園地ーそれは恋愛至上主義の結晶とでもいうべき最悪の施設なのだ!」反恋愛主義青年同盟部は完全アウェイの遊園地で調査行動を開始するが…?「この列車のアトラクションは絶対に怪しいよ」(神明さん)、「子供向け遊具というのは隠れ蓑かも知れません」(瀬ヶ崎)、「薄暗い室内でおさわり…」(西堀)、「スピードが速い施設に何か隠されているのでは」(天沼)、「ティ、ティーカップなんかいいんじゃないかな…」(領家)。さらに女児の策略により高砂は10年後の未来へ、そして何故か異世界に転生!?話題の反恋愛活動記録、第6弾登場!
「文化祭における生徒会との闘争で、反恋愛運動の革命的勝利を果たすのだ!!」夏休みにリア充への怒りを新たにし、恋愛至上主義の極みとも言うべきイベント、文化祭を反恋愛闘争の天王山と定めて準備を進める反恋愛主義青年同盟部。しかし、その動きを察知した生徒会に先んじられ、革命拠点たる地下アジトを壊滅させられてしまう。「地下アジト陥落の責任をとって、私は議長を辞任するー」「領家、お前は除名だ。軟弱者はこの部に必要ない、今すぐ出て行け!!」そして反恋部対生徒会、史上最大の闘いが始まる。リア充爆発アンチラブコメ、非リア充全面的解放の日は近い!
期末テストを乗り越えて、ついにやってきた長期休暇。『ダラダラと過ごす夏』の到来に胸を高鳴らせる高砂の思いとはうらはらに、反恋部は領家の発案で海へ合宿に行くことに!なぜかついてきてしまった女児も巻き込んで、夏真っ盛りの海水浴場へ乗り込んだメンバーたちはリア充粉砕の嵐を巻き起こすー!さらに縁日へ花火大会へ、リア充あるところ反恋部あり!砂浜のスイカもゲバ棒で叩き割る、リア充爆発アンチラブコメ第4弾!
桜舞い散る新学期、入学の季節ー。これを勢力拡大の好機と見た領家は、新メンバーをオルグするべく新入生歓迎会に乱入して勧誘演説を強行する。「学生注目!!我々は反恋愛主義青年同盟部である!高校に入ったら彼氏・彼女をつくり青春を謳歌しようーそんな愚かな夢はきっぱりと捨てよ!」そして現れた入部希望者はまさかの美少女新入生・天沼皐。入部早々なぜか高砂に急接近する様子に領家のやきもきは爆発寸前で?「領家、待ってくれ!」「話すことなど、何もない!」悪の根源はいつでも恋愛!リア充爆発アンチラブコメ、怒涛の第3弾登場!
『バレンタイン粉砕闘争』での失策により、学園内での支持を失った反恋愛主義青年同盟部。生徒啓蒙の為に議長の領家が始めたのは、反恋愛プロパガンダ映画の制作で!?彼女の思いつきに巻き込まれた部員たちは、生徒会が主催するスキー合宿へロケに行くことに!果たして映画は無事完成するのか?今回も反恋部の進撃は止まらない!リア充、徹底的に爆発しろ!!
「恋愛を放棄せよ!すべての恋愛感情は幻想である!」雪の降るクリスマス・イヴ、カップルだらけの渋谷。街の様子に僻易していた非リア充の高校生・高砂は、雑踏に向かってそんなとんでもない演説をする少女に出会った。彼女の正体は、同じクラスの目立たない少女、領家薫。演説に同調した高砂は「リア充爆発しろ!」との想いを胸に、彼女が議長を務める“反恋愛主義青年同盟部”の活動に参加する。やがて集まった仲間とともに『バレンタイン粉砕闘争』への工作を着々と進めるのだがー!?「我々は2月14日、バレンタイン・デーを、粉砕する!」