著者 : 榛名千紘
「有史以来、サキュバスってワンパターンなキャラばかりよね」 ミューデント。それは、第二次性徴期からの若い間だけ、サキュバスや雪女のような空想上の存在の特徴に覚醒し──しかしその能力の小ささ故に、社会に影響を与えることもなく現代社会に溶け込む若者たち。 普通の男子高校生・古森翼は、幼馴染のサキュバス先輩・斎院朔夜に振り回され、生徒のお悩み相談を受ける【文芸部( )】を立ち上げることに。そんな彼の元に、猫娘(ウェアキャット)のギャルJK・獅子原真音がやってきて……? 「あたしって、みんなより個性弱いよね」「は?」 ちょっと特殊な彼女たちが抱える、ありふれた思春期の悩み。そんな異能を持った彼女たちに、普通な「俺」ができることって──?
「ありがとう、矢代。私の恋を……今日までずっと、応援してくれて」 再びピアノに向き合うことを決めた凛華のために、懸命に奔走する天馬。 「ありがとう、麗良。私の恋を……今日までずっと、応援してくれて」 最愛の親友である凛華のために、どこまでも天馬と共に尽力する麗良。 「私は……」 二人の想いを受けた凛華は、勇気と最大限の愛情とともに、あの日に失敗した『告白』を告げて──。 もしも幸せに形があるなら、その形はきっと──最も幸せなトライアングルラブコメは最高の結末へ!
「いつかじゃなくてー今じゃ、駄目ですか?」思い高ぶった麗良が天馬にした、突然のキス。そして、それを見てしまった凛華。三人の間にぎこちない空気が流れたまま、一学期が終わろうとしていた。悩む天馬。距離を置く凛華。そんな二人を呼び出した麗良は…?「合宿、しましょう!」有無を言わせぬ夏合宿がいきなりスタート!?天馬は二人が楽しめるよう、最大限協力をしようと決心するのだが…。「私、あんたの部屋で寝るから」ポンコツ凛華の様子がいつもと違い!?「最も幸せな三角関係」は、天馬の予想外の方向へ進み始める!ラノベ史上最も幸せなトライアングルラブコメ、急展開の第3弾!「ねえ、矢代。もしも、私がー」
「邪魔なんかじゃない。だって、私も麗良も、あなたのことが…」幼馴染同士の凛華と麗良。その二人ともから好意を向けられているとも知らず、仲を取り持とうとする天馬。そんな奇妙な三角関係が日常になっていた矢先、麗良が生徒会長選挙に出ることに。これは二人を近づけるチャンスだと、凛華を応援演説に推薦するが…。「麗良の家、矢代と一緒にお邪魔するわ!」「はぁん!?」やっぱりポンコツ美少女・凛華は天馬を巻き込んで!?そこで天馬は麗良にも、とある『秘密』があることを知り…?ラノベ史上もっとも幸せなトライアングルラブコメ、早くも波乱の第2弾!「…紳士協定、破っちゃったかもしれませんね」
「なんであんたが麗良に好かれるのよ!?」平凡な高校生・矢代天馬は偶然にも、同じクラスのクール系美少女・皇凛華が彼女の幼馴染の清楚系美少女・椿木麗良を溺愛していることを知ってしまう。そこから天馬は、凛華が麗良と仲良くなれるよう協力することになるのだがー。「矢代君が凛華ちゃんと付き合ってないなら、私が彼女に立候補しちゃおうかな?」「矢代、あんたなにしたの!?」その麗良は天馬のことが好きになり、学園の美少女二人との三角関係へ発展!複雑に絡まったこの恋の行方は…!?電撃小説大賞“金賞”受賞!ラブコメ史上、最も幸せな三角関係が始まる!