著者 : 水島忍
弱小国の王女リゼットは、皇帝・アンドレアスの妃を選ぶ「花嫁オーディション」を受けることに。王都に滞在中のある日、不埓な男に絡まれたリゼットは、助けてくれた傭兵と恋に落ちる。持ち前の明るさと機転で試験を次々パスする一方で、傭兵との逢瀬は続き、恋心は大きくなるばかり。ところが実は彼こそが皇帝その人で…。熱情を一身に受けながら、皇帝の独占愛に溺れていき!?文庫でしか読めない書き下ろし番外編付き!
「僕たち、結婚したほうがいい」一人暮らしを始めた愛梨の部屋に押しかけてきた恭介。大企業の若社長が突然プロポーズなんて!?継父の息子で年の離れた彼は仕事も家事も完璧。ワンルームでの過保護な同棲生活が始まる。「愛梨のすべてを愛してる」強引なのに優しいキスと欲望の楔に貫かれれば、甘く蕩けるような快感に包まれてしまう。傲慢社長と不器用女子の幸せ婚物語。
侯爵令嬢という身分を買われて、大富豪ジェラルドと結婚したアリシア。彼女には大きな秘密があった。亡くなった本当のアリシアの身代わりとして、孤児院から引き取られたのだ。真実を隠し新婚生活を始めたアリシアだが、冷酷な男と噂されるジェラルドの思いがけない優しさに触れ、次第に惹かれていく。しかし、愛すれば愛するほど、彼を騙しているという罪悪感に苦しむことにー。
庭でまどろんでいた令嬢ロザリンドは、侯爵リチャードの口づけで起こされる。王子様のような彼は「君を花嫁にしたい」とプロポーズをしてきて!?幼いころに失った恋を引きずりつつも、優しい彼に惹かれていくロザリンド。気持ちを抑えきれなくなったある夜、リチャードに窮地を救われ、ついに彼と一線を越えてしまう。甘い口づけ、狂おしいほどの官能。息詰まるほどの幸福の中で求婚を受け入れるが、彼がある取引の下、自分との結婚を決めたと知ってしまい…?
王女の身代わりとして、隣国に嫁ぐことになった田舎娘のリアーナ。お相手は、絶世の美男子だけど歪んだ性格の国王ヴィンセント。「夫婦は、毎晩愛し合うんだよ」巧みな愛撫で一晩中喘がされ、リアーナはその甘い快楽と彼の熱い執着に溺れていく。しかし、彼を騙していることに罪悪感を感じ始めていたある日、とうとう偽者だとばれて…!?身分を超えた溺愛の新婚ロマンス!
貿易商の父が亡くなり、天涯孤独となったジュディ。父に莫大な借金があったため、着の身着のままで屋敷を追い出されかけたところを、父に恩があるという青年社長ルークに助けられる。無償で借金を返済してくれるという彼に働いて少しでも返すと告げたところ、取引先の信用を得るために花嫁役をやらないかと持ちかけられる。仕事のはずなのに、ルークに優しく抱かれ、ジュディの心は蕩けてしまい…?契約結婚からはじまるすれちがい新婚ラブ。