著者 : 水戸前カルヤ
体育祭の騒ぎも落ち着き、夏休みが迫る頃。ひなみに怪しい影が迫ろうとしていた。 SNSでストーカーらしき人物を見つけた涼は、彼女を蔭からこっそり守る……はずだったのに。 古井さんや友里も加わって、休日のショッピングモールで一緒に映画を見ることになったり、さらには一緒に一泊二日の旅行まで!? 美少女たちと過ごす夏休みは騒がしくて楽しくて、ひなみの笑顔を見ていると、涼の心も妙にざわついてしまう。 そんな中、ひなみと涼にストーカーの危機が訪れるーー! 「あなたが私を助けたヒーローですか?」 お人好しヒーローの学園ラブコメ、堂々完結!
インタビュー姿が可愛すぎると瞬く間に話題になった美少女・ひなみ。 彼女が探している英雄の正体が、実は自分だとは名乗り出ないまま、涼は友達として少しずつ仲を深めていっていた。 そんなある日、他校と合同で行うことになった体育祭の準備中に突然「あの日のヒーローは自分だ」と名乗る男・草柳が現れる。 ひなみを守るのは自分じゃなくてもいい。 だが、彼女を騙して利用しようとする奴にヒーローの座は渡せない。 恩人の立場でひなみにグイグイ近づく草柳の卑劣な目的を知ってしまった涼は、彼女を守るために陰から行動を開始して……。 お人好しヒーローの学園ラブコメ、恋模様も熱い体育祭編スタート!
地下鉄で通り魔に襲われかけた後のインタビュー姿が可愛いとある女の子が「千年に一人の美少女」として一躍話題になった。「彼のおかげで助かった」と彼女が探すヒーローって…俺のことじゃないか!?その時俺は決めた。平穏な学校生活を送るため絶対に名乗り出ないと。しかし入学先の高校で例の美少女・ひなみと再会することに!?しかも俺の顔を覚えていないはずなのに「あなたの背中をどこかで見た気がする」と妙に懐いてきて…「命の恩人にお礼できてないのに恋をしても良いのかな?」熱っぽい目で見つめてくる俺がその恩人だとはまだ言えない。だけど、俺はお前を絶対守るよ。影のヒーローとして。