著者 : 汐街コナ
もののけ、もののけ、杏南が通るもののけ、もののけ、杏南が通る
大好きだった祖父が亡くなり、杏南は遺された屋敷を整理していた。生前は入ることが禁じられていた“開かずの間”を開くと、中にいたのは美少年のぬらりひょん!さらにしゃべるしゃれこうべも出てきて、聞けば祖父は「もののけの医師」として、人外たちに慕われていたらしい。傷ついた烏天狗を拾ったことがきっかけで、杏南も祖父の手記を見ながら、もののけの医師をはじめる。けれど烏天狗は「人間の手助けなど必要ない」と杏南の手当てを拒絶して…!?トラブルだらけのもののけの医師、本日開店!
だいきょう商店街の招き猫 人生の大吉拾いましただいきょう商店街の招き猫 人生の大吉拾いました
「だいきょう商店街」にはマネッキーがいる。人生相談を行う招き猫のマスコットだ。恋人にフラれ、仕事も悩んでいるどん底の編集者・大がマネッキーの元を訪れると、そのぶさカワ猫の着ぐるみはおもむろに答えた。『どこに行っても自分は自分』。それは幼い頃失踪した父が遺した言葉だった。“中の人”が気になった大は、だいきょう商店街へ引っ越す。そこには思いがけない出会いが待っていて…!?だいきょう転じて大吉となす。ぶさカワマスコットが招く、商店街の吉祥来福ストーリー。
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