著者 : 池田陽介
夏休み。克喜たちは、林間学校で高天原高原へ行くことに。そこには、座敷童と敵対する存在・ワラシモドキの“閲覧者”である帯刀脩が参加していて、彼を見張るために未麒と夕琴も克喜に同行していた。一方、克喜のクラスメイト・柏木よう子たちは、水遊びに肝だめしなんて、避暑地でのバカンスを夢見ていたが、前・生徒会長の万里小路に三千院までやってきて…そして、座敷童たちも妖しく動き出して!?イマドキの座敷童が贈る学園ストーリー、物語最大のクライマックス突入。
「わたくし万里小路柚祢は、一年A組の守屋克喜君に、次期生徒会長として立候補することを正式に要請します」平凡な日常を幸せに過ごしていた克喜は、そう一方的に通達された。本人の許諾もなく着々と進む次期生徒会選挙。豊葦学園名物の三兄妹が主役そっちのけでしのぎを削る中、克喜のクラスに転校してきた謎の少年が、座敷童の宿敵・ワラシモドキのパートナーである“閲覧者”だとわかり…!座敷童の秘密が紐解かれるシリーズ佳境編登場。
鎌倉に研修旅行へやってきた克喜たち(座敷童の未麟付き)。楽しく遊び、楽しく学びをモットーに、充実した研修にしようと心に誓っていた克喜だった…が、そこでも当然、同じ研修メンバーで豊葦学園名物のひとり・柏木よう子の暴走は止まらなかった。その見惚れる程の可憐さとは裏腹に、天然系傍若無人な振る舞いは健在で…!そんな騒動の中、鎌倉ネイティブの座敷童“伏宮”譲音が、謎の敵・ワラシモドキに襲われていた。未麟が駆けつけ、無事助けたのはいいものの、この少女も天然系傍若無人キャラで!?イマドキな座敷童の物語、第三弾。
酒好きで、なぜかセーラー服姿で、学園にもついてくる座敷童なんて聞いたことない。僕・守屋克喜は、ちょっとヘンな女の子…にしか見えない座敷童・未麟にあいかわらず振り回され続ける毎日だった。それだけでも大変なのに、豊葦学園名物の“あの3人”にも興味を持たれてて、そのひとり、柏木よう子から、「だって、あたし、守屋くんの彼女だよ?」なんて交際宣言までされて…!?しかも、座敷童の“敵”まで襲いかかってきた!いったいこれから僕はどうなるんだろう…。第11回電撃大賞“大賞”コンビが贈る、イマドキな座敷童の物語。
ドアを開けたら、目の前にセーラー服の女の子がいた。部屋の住人である僕は硬直し…そして、その少女は叫んだ。「うおぉっ!じ、自由だっ!」-これが、僕・守屋克喜と彼女・“座敷童の未麟”のファーストコンタクトだった。僕は、ちょっとヘンな女の子…にしか見えない座敷童と同居を強いられることに。おまけに今年から通う豊葦学園も、変わった人たちばっかりで、いったいこれから僕はどうなるんだろう…?第11回電撃大賞大賞コンビが贈る、イマドキな座敷童の物語。