著者 : 流刑地アンドロメダ
火輪を抱いた少女III 二つの太陽(3)火輪を抱いた少女III 二つの太陽(3)
島流しにされたノエルは、 そこでつかの間の安らぎを得る。 しかし、運命はノエルを再び戦場へと誘った。 新皇帝の号令の下、戦火は別大陸にまで飛び火していた。 膠着する戦線、禁忌な植物の蔓延、高まる怨嗟の声。 彼らの憤怒が頂点に達したとき、反乱の炎は再び燃え上がる。 屍が延々と積み上げられる血塗れの戦場で、 呪われし“黎明”計画を生き残った化け物二人ーー 悪鬼ノエルと黒陽騎を率いるファリドーーが 全ての決着をつけるために対峙する!! 幸せを求め、戦場を駆けた少女が 手にしたものとは?
火輪を抱いた少女1 晴れのち地獄火輪を抱いた少女1 晴れのち地獄
実験番号13番。 そう呼ばれて、特別な教育を受けて施設で育った赤毛の少女。 施設から出、ノエルという名を得た少女の夢は “幸せになりたい”ただそれだけ。 後継者争いに荒れるコインブラ軍の兵士となると、 人間離れした力と才覚で、 少女はすぐにその頭角をあらわした。 獰猛で冷酷で無邪気。 黒き二又槍から炎を迸らせ、 赤毛の少女が敗色濃厚な戦線を圧倒する!!
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