著者 : 清水苺
「性欲、煽情、卑猥、狂爛ーーそれこそ私の求めるものだ!」事故で突然恋人を喪った近衛魁人は、彼女を生き返らせるという妄執に取り憑かれて自我を喪失しつつあった。そんななかで魁人が《召喚》してしまった美女・ノエルが誘ったのは《快感学校》にて開催されるという、色々な意味で狂ったゲーム! 例に依り勝者はあらゆる願いが叶えられるというのだが、ルールは《エロい気持ちを抱いたらLP喪失→敗北=快感喪失》という淫猥かつ肌色塗れの恥ずかしい戦いだったーー恋人を蘇らせるため勝利を目指す魁人は、敵方の美少女達を昇天させるため限界まで露出し触り、羞恥に耐えるのだが……爛れた欲望と快感を巡る戦いが淫魔、ではなく今、始まっちゃうそうですよ!
『葛城りるとは、もうヤッたのかって聞いてるのよ』--孤独と絶望の淵にあった立川誠は、とある美少女・有栖に救済されたことがある。だが有栖は、とんでもない悪女であり、吸血鬼のように魅力的で淫魔に等しい存在だった! ……有栖により心に悪魔を棲まわせ常軌を逸する誠、そして誠を救おうとする奔放だが純潔の少女・葛城りる、最凶最悪かつ最も美しい少女・遠越有栖ーー赤き華に塗れた狂宴の物語が、今始まろうとしている! 立川誠は、かつて孤独の淵で、悪魔的な魅力を持つ少女に救われ、遊び飽きたおもちゃのように捨てられたことがあるーー彼女の名は遠越有栖。有栖を必ず見返すと心に誓い奮闘していた誠の前に再び現れた有栖は、吸血鬼のような、淫魔とも言える蠱惑的な笑みを浮かべ囁いたーー『また昔みたいに遊びましょうよ』--そんな折、誠は気まぐれで一人の少女、葛城りるを助けた。天使のように純真で奔放なりるは、有栖がもたらした極限の快楽に侵され常軌を逸した行動を始める誠に、自らの愛とからだを擲って救いを与えようとするのだが……最凶なまでに美しい悪魔と純潔だが汚れを恐れない天使の、美しく哀れな子羊を巡る興奮と欲望のダークネスサーガここに開幕!
自称クズの主人公・浅井悠馬。クラスのセンターヒロイン・荒川唯と仲良くなった悠馬だが、悠馬を好きなのは幼なじみの明日香だけ。そんな彼にもバレンタインデーは訪れる。いつもの唯のお節介で仲間の明人とメイをくっつけようとしていると事態はおかしな方向へ!? 急接近する明日香と明人、おいてけぼりの悠馬。同じく好きな人に振り向いて貰えない唯。意外なところからバレンタイン後の週末を共にすることになった二人だが!? 自称クズ、趣味は諸般のエロい事(ほぼ二次元)そのくせ成績優秀の主人公・浅井悠馬。クラスのセンターヒロインである荒川唯たちと仲良くなった悠馬だが、人気者になったわけでもなく、悠馬に迫るのは相変わらず幼なじみの明日香だけーーそんなヤツにもバレンタインデーは訪れる。唯のお節介で仲間の明人とメイをくっつけようと企んでいると、事態はおかしな方向へ!? 急接近する明日香と明人、おいてけぼりの悠馬。同じく好きな人に振り向いて貰えない唯。意外なところからバレンタイン後の週末を共にすることになった二人の、一方通行の想いのその先は!? そして悠馬が抱えた重大な秘密とは!? 自称クズが自らの恥ずかしいところ全開全力で再定義する、真の青春ラブコメ群像劇2巻登場!!
浅井悠馬。エロいもの大好きで成績優秀だがクズを自認する彼は偶然、学園祭のクラス演劇主役に選ばれた。拒否ろうとするもクラスの中心人物、荒川唯に説得されーー「あんたをスクールカースト頂点に立つ男にしてあげる、だから……」劇の練習そっちのけで唯たちのグループと行動し始めた悠馬。次第に唯の見た目と全然違う純真さとひたむきさ、そして抱える秘密を知り……ダメな青春を《再定義》する覚醒系クズキャラ青春コメディ! 浅井悠馬。好きな言葉はサービスシーン、嫌いな言葉は協調性。成績優秀だがクズを自認する彼は偶然、学園祭でのクラス演劇主役に選ばれる。拒否ろうとするもクラスの中心に君臨する美少女、荒川唯に説得されーー「俺みたいなクズに、クラスの中心で輝くキラキラ主人公の気持ちがわかるわけないだろ」「じゃああんたをスクールカースト頂点に立つ男にしてあげる、だから……」劇の練習そっちのけで唯たちのグループと行動し始めた悠馬。次第に唯の見た目と全然違う純真さとひたむきさ、そして抱える秘密を知り……ピュアじゃないから、輝くときはまばゆく光る。素直じゃないから、本当の気持ちを知っているーーダメな青春を《再定義》する覚醒系クズキャラ青春コメディ! 第一章 冴えない僕がイケメンを演じることになった件について 011 第二章 スクールカースト頂点に下ネタが通じるか試してみた件について 081 第三章 荒川唯の秘密を知ってしまった件について 163 第四章 好きな人に「好き」と言えるのは素直に凄い件について 210 第五章 好きな人に告白した件について 244
桜舞う四月に、石崎海が出会ったひと、前田きらら……いつもクラスの中心で、華やかなものすべてに包まれているかのようなとびきりの美少女。しかし彼女には“秘密”と“枷”と“婚約者”がいたーー偶然からきららと一緒にいるようになった海は、ほどなく秘密を打ち明けられるーー「私は決死の覚悟で、この時間に戻ってきたの……あの時選択しなかった運命を、選択するためにーー」戸惑いつつも彼女の真の願いを理解したその時、海はきららを好きになっていた……叶わないことを知りながら、人生で初めて、大好きなひとのために全力を尽くそうとする海。ありえない青空の下、終わらない春をめざす二人の物語が始まった。鮮やかな季節を瑞々しい感性で描く青春譚登場!
朝霧凛。他人とふれあうことを拒んで、壁を作って、誰も寄せ付けなくてーーけれど、心の底では確かにぬくもりを求めていた、美しい黒髪の少女。そんな彼女に僕が一目惚れをしたときから、この物語は始まった。だけど、彼女が初めて僕に笑いかけてくれた日ーー僕は全てを失った。まばゆい笑顔だけを残して、彼女は僕の前からその姿を消してしまったのだ。そして同時に、凛に関する記憶だけが、ぽっかりと穴が開いたように、周囲の人々の中から消えてしまう。--それから二年。忘れられた少女の記憶を胸に高二になった僕の前に、ひとりの転校生がやってくる。彼女は自らのことを、朝霧凜だと語り……!? 新人賞〈佳作〉受賞の鮮烈な青春ストーリー!