著者 : 渡邊香梨
コミカライズ好評連載中! 超有能な聖女の姉の異世界世直し&恋愛攻防戦、待望の第三弾! 妹・マナから逃げるため、公爵家で学び続けてきたレイナ。そんな彼女の目的は、お世話になっている公爵家の当主であるエドヴァルドの死亡ルートを回避しつつ、妹の居ない生活を送ること! そんなレイナに、死亡フラグの原因である隣国のエドベリ王子&諸悪の根源である妹と直接会う夜会の日が迫る。そして訪れた夜会前、レイナを呼び出したのはサイコパスな国王フィルバートだった。いったいどうして自分を……? と思っていたら、なんとフィルバートはレイナにとある『賭け』を持ち掛けてーー? 妹へのコンプレックス、張り巡らされた権謀術数を超えて、ハッピーエンドへたどり着け!
現実のみならず異世界でまで面倒ごとを押し付ける妹・マナから逃げるために公爵家で学び続けるレイナ。そんな彼女の元に現れたのは超独善的な伯爵夫人と、娘にDVモラハラを振りかざす子爵。過去の家族を思わせる二人を一発退場させ、レイナは少しずつ辛い過去から抜け出すために歩みを進めていく。しかしついにある日、無理が祟ってレイナは意識を失ってしまう。そこで表出したのは、隠された妹への劣等感といつかは大切な人に見限られることへの不安だった。そんな彼女に、宰相エドヴァルドは彼女への独占欲を伝えーー。超有能でちょっぴり脆い聖女の姉と冷徹で寡黙な宰相閣下の、異世界世直し&恋愛攻防戦、待望の第二弾!
面倒ごとをすべて押し付けてばかりの妹を振り切って、自由な人生を謳歌しようとしていたレイナ。しかし彼女は、何者かによって異世界に召喚されてしまった。話を聞くと、どうやら妹が先に「聖女」として異世界に呼ばれた結果らしい。全てが妹優先だった生活からようやく抜け出せたのに、妹のお守りに舞い戻るなんて冗談じゃない。そう思ったレイナは半ば脅迫するように、宰相エドヴァルドの邸宅での執務を仕事としてもぎ取り、「妹の代役」以外の自分の価値を示そうとする。すると頭がお花畑な妹に疲れきっていたエドヴァルドは、真面目でひたむきなレイナをだんだん溺愛するようになりー