著者 : 火曜
カイブツ×カノジョ2カイブツ×カノジョ2
「私は世間でいうところの『にーと』にあたる存在らしい。よって!私は目的を持った者として生きることにした!」そんな決意を胸に、『竜』の少女キリアは、僕こと北上景の通う学校へ転校してきた。金髪赤瞳という目立つ容姿のせいか、一躍学校の人気者に。キリアは昼間も『しもべ』の僕と一緒にいられて、満足らしいけれど…。そんな中、突然の来訪者が二人。一人は見覚えのある魔術師ティアナ。そしてもう一人は、ティアナとは違う雰囲気の魔術師アイゼル。彼女は「竜を監視しにきた」と、真っ正面からキリアと対立ーそしてなぜか洋館に滞在することに。魔術っ娘二人も加わり、繰り広げられる、非日常主従ライフ第二弾!!
カイブツ×カノジョカイブツ×カノジョ
空から、何かが落ちてきた。ある日の夕暮れ、僕こと北上景は「ありえない光景」を目の当たりにしてしまい、その落下地点へと足を動かしていた。行き着いた先で見たもの、それはー西洋人形のような金髪美少女(しかも生まれたままの姿!)だった。そして背中には『黒い羽』!?何者なんだ、この子は…と、とりあえず保護することにしたけれど…目を覚ました少女は、紅い瞳をこちらに向け、不遜な態度で話し、あまつさえ人の手に噛みついてくる。本当、何者なんだよ!あげくの果てに言い放つー「我は伝説の『竜』なり」「『竜』と『人』は、相容れない」「お前は、私の『しもべ』だ」こうして、元『竜』の少女と僕の非日常主従ライフが始まったー!!
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