著者 : 火海坂猫
領主の子ティーダとして、転生前の記憶を持って生まれてから2年が経った。家族と仲間を大切に生きたいと願うティーダは、現代日本の知識を使って村の発展に邁進する。茄子や魚の干物などの食べ方を伝授し、砂金を見つけ、機織り機を実用化するなど、村は豊かになりつつあった。そこに、王族のワガママ娘、ヴェーチィーが視察に現れる。鰻の白焼きに感動した彼女は、村から遠く離れた王都で国王に鰻を振る舞うように要求するのだった……。 「心配しなくて大丈夫。私達がティーダを守るもの」
魔導書を従え、魔導書を狩る。 シロと挑む禁忌の世界! 「というか本当に何なんだ」 「一目惚れだとシロは思います」 二人のあとを尾けてきて、物陰からじーっとうかがう少女・蒼空叶。 生徒たちの記憶を書き換え、 「転校生」として学園に潜入した黒鳥司とシロだったが、 なぜだか彼女にだけは魔術が効かなかった。 逆に彼女の好奇心を刺激してしまったわけだが……このままでは彼女が危ない! なぜなら司たちが探しているのは 普通の人間が触れれば正気を失ってしまう禁断の「魔導書」なのだから。 忌まわしくも冒涜的な魔導書を操る司と、 その魔導書であるシローーそう、魔導書は少女の姿をしているのだ。 不思議現象大好き少女の叶も巻き込んで展開する禁忌の世界!
「私と結婚するか、あなたと神のどちらかが死ぬか、二つに一つ、です」 蒼媛襲来(?)の騒動がようやく落ち着いたその頃に、 またもや結婚の選択肢を突き付けられる旭。 神樹焔を名乗るその少女は神殺し一族の本家の娘であり、 神と神殺しが結ばれるという許されざる婚姻をぶち壊す為にやってきたのだ! ……しかし標的である蒼媛は全くお構いなし! 「旭、お口あーんだぞ、なのだぞ?」 「うぐぐ……やるです、蒼媛乃大神」 進展しない状況に苛立ちを覚える焔は、旭の一族の血を発現させて、文字通り蒼媛の神殺しを目論む! 神vs許嫁、熱き恋の戦い再び! この恋の行方は……神のみぞ知る!?
突如高校生・神来旭(かむらい あさひ)の前に現れたのは蒼媛(あおひめ)と名乗る少女。 その正体は蒼媛之大神という立派な神様だった!? 「旭、蒼媛を貴様の嫁にするのだ!」 「だ、誰…………?」 突如高校生・神来旭(かむらい あさひ)の前に現れたのは蒼媛(あおひめ)と名乗る少女。 その正体は蒼媛之大神という立派な神様だった!? 過去に旭と結婚の約束があると言いくっついては離れようとしない蒼媛。 しかも旭が彼女の傍からいなくなると不安になって大災害を引き起こす始末。 世の平穏の為にと神主である父や日本政府までもが旭に蒼媛と結ばれるよう薦めてくる。 だが彼には気になるクラストメイトの風歌(ふうか)の存在が。 「私、神様が恋敵でも負けない!」 結果混迷する恋模様。さらに蒼媛を慕う別の神・紅(もみじ)葉まで現れて……? 神様vsJK、恋のトライアングル勃発! この恋の行方は……神のみぞ知る!?