著者 : 灰音憲二
時をかける社畜時をかける社畜
三十路手前の恵太はブラック企業に勤める会社員。濁りきった目でルーチンをこなす、曜日の区別もつかない毎日を送る。今日も上司に叱られて、顧客には責められた。昨日も似たような一日で、一昨日も…もしかして明日も?そして恵太は気づいてしまう。本当に平日がループしていることに。このままでは永遠に休日が来ないことに!終わらない仕事に恵太が絶望したその時、かつて激務の末に命を落としたはずの、頼れる同僚の真士が現れてー。読んだ後スカッとできてグッとくる。今日を働く人のための物語。
幽霊生活安全課幽霊生活安全課
幽霊生活安全課、略して幽活課。そこは迷える霊を導く“送り人”たちの属する公安機構。遠野助は霊媒体質という本人にはやっかい極まりない特性を買われ、幽活課のエース捜査官(本人談)の九里航平にスカウトされる。霊を寄せては成仏させる黄金コンビの結成で、仕事に邁進!のはずが…持ち込まれるのは霊の痴情のもつれや、迷い霊猫探しなど、長閑な事件ばかり。しかも相棒の九里が絵に描いたようなロクでなし男で!?騒ぎに奔走!相棒に翻弄?のんびりプロフェッショナルたちの黄泉路お仕事物語!!
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