著者 : 猿ヶ原
ウォーゲーム・ハイスクール(1)ウォーゲーム・ハイスクール(1)
世界中が熱狂する『ウォーゲーム』において「不敗」の名を冠するプレイヤー《IS》。彼は僅か十四歳で全ての名声を手にしたものの、事故でゲームに関する記憶を失い、表舞台から姿を消した……。数年後、一般人として第二の人生を歩んでいた《IS》--稲荷白斗の前に、一人の美少女、小指結が現れる。「センパイは──負けるのがこわいんですよね?」結に導かれるようにバトルゲームへの想いを取り戻した白斗は、完全実力主義のゲーマー養成学校「ウォーゲーム・ハイスクール」への入学を決意する。待ち受けるライバルたち、そして過去の自分ーー「最強」を超えていけ!
キミに捧げる英雄録1 立ち向かう者、逃げる者キミに捧げる英雄録1 立ち向かう者、逃げる者
精霊が紡ぐ「英雄録」──それは、この世界の誰もが憧れる至高の英雄譚がいくつも記されている書物。何の取り柄もない僕アイル・クローバーは、英雄録に「主役(えいゆう)の一人」として名を刻んだ同郷の英雄ベルお姉さんに「私の弟子になってみない?」と持ちかけられることに。「他の誰も期待してなくても、私だけはアイルちゃんに期待している」。その言葉を糧に、姉弟子シティさんとの絶望的な実力差や魔導書イゼゼエルとの悪夢の関係に直面してもあがき続ける。主役と端役、期待と絶望、臆病と無謀──言い忘れてたけど、これは僕が「最高の主役(えいゆう)」になる物語だ。
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