著者 : 玄武聡一郎
ラヴィ THE MUSIC NOVEL 2 ギゼンシャ・クライシスラヴィ THE MUSIC NOVEL 2 ギゼンシャ・クライシス
「どっちが早くあの無能な偽善者を裁けるか競争しよう?」 人を傷つけることも厭わず、遊び感覚で偽善者を制裁するラヴィに対し、どこか共感を抱きながらも納得はできない陽菜。 そして、ラヴィに引き寄せられるように、次々と社会に潜む偽善者たちが現れる。 派手に叩きのめそうとするラヴィとは袂を分かち、話し合って改心させようと試みる陽菜だったがーー「さすが陽菜おねえさん、やることがエグイねぇ」ラヴィに大金を奪われた偽善者に追い打ちをかけただけだった。 周囲はそれを見て嬉しそうに笑う。「クズがクズやって失敗したって、誰も同情しないでしょ」 ラヴィと陽菜、正しいのはどちらなのかーー?
ラヴィ THE MUSIC NOVEL ギゼンシャ・クライシス(1)ラヴィ THE MUSIC NOVEL ギゼンシャ・クライシス(1)
「偽善者を叩きのめすのって、さいっこうに楽しいんだよ」 普通であることを望み、平凡な日々を過ごす少女・陽菜。そんな彼女の前に、正体不明の存在・ラヴィは突然現れたーー気絶した人気教師と、その本性を暴く衝撃的な写真とともに。 常識も正義もなく、楽しいという理由だけで学校や社会に潜む「偽善者」に制裁を加えるラヴィ。 次第に露わとなる、陽菜が「善人」だと慕っていた人たちの恐ろしい裏の顔。 退屈を嫌う奔放なラヴィに振り回され、陽菜は陰謀が潜む生徒会選挙や有名ライバーとのダンスバトルなど、数々の事件に関わっていく。 やがて……「次のターゲットは、陽菜おねえさんの××だよ」
PREV1NEXT