著者 : 甘味みきひろ
人類の脅威によって、大人たちが宇宙へと逃げ出した世界。 取り残された少年少女が築きあげた国ーー『学園王国』には、12人の美少女たちが最高権力者として君臨している。「せんぱい、あたし星徒会のお仕事がんばりますから!」「頑張らなくていいぞ。むしろサボれ」「!?」--かつて最強の魔剣をふるい、学園王国を救いながらも、理不尽に星徒会を追放された異端児ゼファー・アゾット。 彼が呼び戻された理由は、未熟な生徒会長ニアの教育係だった!? 星徒会に託されたのは世界の命運。少年少女が輝かしい未来を掴むため戦う、学園王道ヒロイックファンタジー!
魔法ができる=モテる!陰キャな魔法使い見習い、アベルは完璧な理論を生み出した。どんな偉大な数学者でさえ、この理論は覆せないのだ。反論してみるといい。計算用紙を火炎魔法で燃やしてやる。いいか数学者よ、紙はー燃える。しかし、なぜか完璧な理論は破綻し、アベルは未だ満足に女子と話すことすらできない。隣の席のイケメンはモテているのに。さらに、鬼教官・ミッシェルに通告された退学を回避するべく、魔術大会に出場する事態に陥りー!?いずれは勇者パーティーに所属する、陰キャだけどモテたい魔法使いが贈るファンタジーラブ(?)コメ、開幕!?
ついに最終決戦を迎えるカナタと魔甲蟲の王ゼス。開放すれば、皆の記憶から存在を抹消されてしまう《絶力》。人類の未来を護るため、カナタは全てを捨てる決断を下し、いま禁断のチカラを開放するーー!!
風邪を引き超絶頭脳派なミソラ。売れっ子作家になったユーリ。ペットコンテストに挑むレクティなどE601小隊の送る破天荒な日常! そして、カナタと、記憶を失ったミソラたちとの再会を描くアフターストーリー!
人類の切り札となったカナタと離れ、最終決戦に臨むことになったミソラたち。しかしミソラの脳裏にはユーリとカナタの抱き合う姿が焼き付いていてーー。「ユーリさん、あたしと本気の真剣勝負してもらえませんか?」
≪ベベル≫対≪ミストガン≫の決勝戦。序盤から圧倒的劣勢のE601小隊に対し、ただ見つめるだけのカナタを訝しむエリス達。カナタが狙っているものとはーーすべてに決着が着いたその時、魔砲杖の咆吼が鳴り響く!
≪ファルシオン≫に勝つため、ミソラはエリスとリーゼリットに訓練を願い出る。人型魔甲蟲である彼女たちは、戸惑いながらもE601小隊と過ごすことに……。一方、カナタを賭けた会談も始まろうとしていてーー?
空戦武踏祭が始まった。まずは三日に渡るオーブの奪い合いという過酷なバトルロワイアル。しかしミソラは、カナタを傷つけた失敗から立ち直っていなかった。その裏でゼスは、人型覇権への新たな一駒を投入するーー!
《ベベル》第一人工空島地下都市へ運ばれたカナタは、呪力の本来の持ち主エミリー・ウィットベルンと出逢う。そしてーー「エミリー・ウィットベルンを殺さなければ、貴方は死ぬことになります」と告げられてーー!?
空士にとって仲間との絆は血よりも濃い。故にメンバー獲得の機会は公平に与えられる。そのひとつが全校交渉権獲得会。自分の小隊に仮入隊させる行事なのだが、今ではカップル作りの鬼ごっこ行事となっていて……?
空戦武踏祭代表の切符を手にしたE601小隊。他の代表小隊の強さに圧倒されつつも、ミソラたちはカナタを救うために≪ベベル≫でそれぞれ動き出す。しかし、それがE601小隊を思わぬ方向に進ませてしまい……?
『≪ベベル≫にて空戦武踏祭開催』--その通達で、急遽≪ミストガン≫代表小隊を決める学内選抜戦が行われることになった。格下Fランク小隊も選抜戦に参加を表明。するとクロエが教官補佐を名乗り出てーー?
ブレア加入で戦力の増したE601小隊。ランキング戦初勝利に燃えるミソラ達だが、珍しくリコがミスを連発。気まずい空気が……。一方、クロエら特務小隊には教皇浮遊都市《ベベル》から特A級の指令がくだりーー?
学園浮遊都市≪ミストガン≫と≪メルキア≫の交流学校が始まった。年に一度のお祭りイベントに浮かれるミソラたち。しかし、≪メルキア≫の空戦魔導士候補生・ブレアと会ってからレクティの様子がおかしくてーー?
変異種との戦闘で自信をつけたミソラたちだったが、ランキング戦ではいまだ勝ち星ゼロ。教官であるカナタの更迭を賭け、ユーリ率いる小隊との模擬戦が行われることに。一方学内ではある実験が進められていて……。
人類が大地から離れ、魔甲蟲という畏怖と戦う世界。「特務小隊の裏切り者」と蔑まれる学園の嫌われ者・カナタは、連戦連敗のE601小隊の教官に任命される。そこには一癖も二癖もありそうな3名の少女がいて……?