著者 : 甘粕冬夏
通勤電車で会う女子高生に、なぜかなつかれて困っている(1)通勤電車で会う女子高生に、なぜかなつかれて困っている(1)
「おはよ。お兄さん」「よぉ、結衣花」人付き合いが苦手な27歳会社員・笹宮和人は、後輩女子社員との関係で悩んでいた。ある日、通勤電車で会う女子高生の結衣花からコミュ力向上のアドバイスを受けるようになる。「お兄さんの腕って不思議な硬さだよね」「甘やかしてくれる?」初めて会ったはずなのに馴れ馴れしい結衣花。最初は戸惑う笹宮だが、しだいに彼女の存在が大切になっていく。そして…。「ねぇ、お兄さん」無愛想で不器用なリーマン。聡明で気弱な女子高生。立場が違う二人だからこそ通じ合える、愛おしい時間。
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