著者 : 由畝啓
『本編』、開幕。 少女は己が矜持を保ち運命を破壊する! 婚約者ライリーの【立太子の儀】が目前に迫るーーつまり、『原作』開幕である。 破滅回避のため暗躍するリリアナをよそに、次代国王候補として騎士団・魔導省を掌握したいライリーは天才魔導士ベン・ドラコと策略を練るがーー!? 「さあ、始めましょうか。 ーー【我が名に於いて命じる、汝の真なる姿を示せ】」 死ぬはずだった『脇役(モブ)』たちは、六歳から運命(シナリオ)に抗うリリアナの行動により生き残り、未だ揺れる王国の未来のため奮闘する! 全く《原作知識》が当てにならない世界で少女は一人、闇を切り裂き突き進む! 最強少女の異世界転生×暗躍バトルファンタジー、『原作』を超越する第5弾!
その少女、降臨し無双するーー!! 三大公爵家当主が相次いで逝去し、混乱に陥るスリベグランディア王国中枢部。 暗雲立ち込める状況下で王国の未来を守るため、リリアナは遂に《しゃべれない非力な公爵令嬢》であることをやめたーー! さらに最強の刺客オブシディアンとともに暗躍し、亡き父エイブラムの企みが王国の存亡にかかわるものであることを突き止めた矢先、ケニス辺境伯領が隣国の領主軍に侵攻されて……!? 「貴方の目的が『アルヴァルディの子孫』なら、わたくしは貴方の敵ですわ」 配下の護衛ジルドの同胞を助けるため、リリアナは戦場で無双するーー最強少女の異世界転生×暗躍バトルファンタジー! 時代のうねり、疾風迅雷の第4弾!
極星、堕つーー 少女は慟哭し敵を討つ! 最強の暗殺者を配下としたリリアナは、以前《しゃべれない非力な公爵令嬢》として暗躍を続けている。 そこへ届く凶報……相次ぐ有力貴族暗殺、国内派閥争いの激化、隣国との緊張関係ーー この状況はもはや『原作知識』だけで運命(シナリオ)に抗えるものではない。 そこへ隣国・ユナティアン皇国第二皇子が視察に訪れるが、彼の発言の端々には権力者たちの思惑が見え隠れしてーー!? 「あの方の企みを、暴く必要がありますわね」 ■■として創られたリリアナが魔術と知略を駆使し暗雲立ち込める王国の闇を切り裂く! 最強主人公(ヒロイン)の異世界転生×暗躍バトルファンタジー、激動の第3巻!
その少女、暗躍し蹂躙する! 解呪により声を取り戻したものの、権力闘争から身を守るため《しゃべれない非力な公爵令嬢》の振りをして、日々暗躍を続けるリリアナ。 そんな折、ライリーの地方視察に同行した彼女は隣国からの侵攻の影を察知する。 警戒を続けるリリアナの前に現れたのは最強の刺客と名高い『大禍の一族』の暗殺者で!? 「わたくし、室内で書物を読むのが一番の楽しみですのでーーこのような戦闘(おあそび)は、性に合いませんわ」 次々と迫り来る闇を規格外な力で切り裂く! 最強主人公(ヒロイン)が天才的(チート)な魔術と知力で運命(シナリオ)を破壊する、異世界転生×暗躍バトルファンタジー、第2巻!
その少女、暗躍無双するーー!! 《前世でプレイした乙女ゲームの悪役令嬢に転生している》と気づいた公爵令嬢兼王太子の婚約者候補であるリリアナは、父の政敵や他国の刺客から日常的に命を狙われている。 しかも彼女は病の影響でしゃべれない。 襲われても助けを呼べない、魔術の詠唱もできない彼女に待つのは身の破滅のみ、かと思われたがーー。 (声が出ないなら無詠唱魔術を習得すれば良いのではなくて? あら、できたわ) そうして周囲を巻き込み魔物襲撃(スタンピード)を阻(はば)み人身売買組織を壊滅させ……物語に巻き込まれないことを目指しリリアナは無双する!! 最強主人公(ヒロイン)が天才的(チート)な魔術と知力で運命(シナリオ)を破壊する、異世界転生×暗躍バトルファンタジー、開幕!