ラノベむすび | 著者 : 白乃友

ギャルとオタクの複雑なカンケイ オタクの兄、風見鳳理。ギャルでオタクの妹、香月桜。 2人はクラスメイトで義兄妹で恋人同士。家では仲良くご飯を食べて、オタクライフを満喫中。 ただし恋人なことは秘密で、匂わせ厳禁。 「はーい、オタク君たちー！」 いつも通り気さくに桜が兄（とそのオタ友）に声をかけるも、そこにはカースト上位のギャルとオタクたちの立ち位置、さらに桜のオタバレ、恋人バレをめぐる密かな緊張が走るのであった。

お兄ちゃん本当に神。無限に食べられちゃう！ 今日も教室で同志達とオタク話にいそしむ高一男子、風見鳳理。 彼には秘密がある。モデルもこなすクラスの人気者香月桜は義妹であり、同居中であり、恋人同士なのだ。 学校では鳳理と適度な距離を保ちつつ、鳳理ラブとオタク趣味がバレないように頑張る桜だったが、家ではアニメを見たり、コスプレをしたり、鳳理の手料理を食べたりとラブラブで！ 「お魚の煮つけ、おいしー！」 そして今日も楽しい2人の夕食の時間が始まるのだった。

伝説的カリスマギャルを姉に持つ奈々倉瑠衣。姉への複雑な思いはいつしか怒りに変わり、漆黒の『ギャルスレイヤー』として渋谷・原宿に降臨するようになる。ある日、願いが通じたのか突然渋谷・原宿が滅亡した…。１台のプリクラ機を残して。ギャルの聖地化した『神のプリクラ』を破壊すべく三号玉の花火を持ち、原宿に立つギャルスレイヤー。しかし誤って自分に発射してしまい瑠衣は命を落としてしまう。その後転生をした瑠衣が目覚めたのはギャルしかいない異世界「サヴァンギャルド」だった。