著者 : 白崎小夜
黒き覇王の寡黙な溺愛黒き覇王の寡黙な溺愛
アエテルタニス国王・レオンハルトから、人知れず飼われる猫のように寵愛を受ける少女・リリィ。記憶を失った状態で保護された彼女をレオンハルトは深く愛し、妃にと望む。身分不相応とリリィは拒んでしまうが、彼の力強く優しい腕と悪戯な指に甘く翻弄されるばかり。そんな折、リリィと同郷らしき行商人が現れる。愛する人のため、自分の正体を知るべくリリィは離宮を抜け出すけれどー!?
女王は花婿を買う女王は花婿を買う
突如、王位を継ぐことになったクリスティアは、王座を狙う求婚者たちを退けるために、街で出会った黒衣の傭兵・ベルクと形だけの恋人として契約を結ぶ。ところが、恋人同士の芝居の練習と称して、ベルクはクリスティアをからかうように事あるごとにキスをしてくる。その無礼な態度に腹が立たないばかりか、ついときめいてしまうクリスティア。互いを深く求めながら、結ばれることは許されない愛の結末はー!?
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