著者 : 白身魚
福原駿介が囚人ゲームサイドから渡されたのは携帯ゲーム機。その携帯ゲーム機を起動させてみたところ、中に囚われていたのは、あの“オリビア”だった。 彼女を助けるために、福原はゲームに参加することを決めた。ゲームの目的は“魔王を倒し姫を救出すること”で、しかも現実とゲーム機の中の世界がリンクしているらしい。魔王とは何者なのか。そして姫とは……? ゲーム機を片手に東京の街を歩き回る“冒険”が始まる……!
「このゲームはチェスをモチーフにしています。 ピースは二種類を使用します。 King:男性プレイヤーが受け持ちます。 Queen:女性プレイヤーが受け持ちます。」 パルスに感染したことで一変した福原駿介の人生。 “兵士タイプ” “英雄タイプ” “指揮官タイプ” “魔法使いタイプ” の4つの中から “魔法使いタイプ” と診断された彼のパルス能力とは果たして……? 読み出したら止まらない! ノンストップストーリー・第2弾!
「大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、パルスをコントロールしていた存在なのよ」 得体の知れない存在ーー “パルス”。 パルスは人の精神に寄生する。パルスに寄生されると宿主となった人間の知力・体力は格段に向上し、また特殊な力が生まれる場合もあるという。 そんなパルスに感染していることが発覚した高校生・福原駿介の運命は、一気に動きはじめる! パルスを制御しようとする謎の組織の存在。 そして同じくパルスに寄生されている少女との出会い。 果たして駿介の未来に待っているのは……!?
「三つ目の扉をくぐり抜けゴールしたプレイヤーには、外への脱出と、そのほか副賞として豪華特典が与えられます。 こぞって参加いたしましょう」 密室に閉じこめられた二年二組の生徒たちに “人工知能ソフィア” を名乗る存在が、状況を打開する方法として提示したのは “オンラインゲーム” だった。 とにかくやるしかない、とクラスで協力して、その “ゲーム” を進めているうちに……! “誰” が “なんのため” に生徒たちを隔離したかがついに明らかに。 シリーズ完結編、登場!
修学旅行に行くはずだった高橋進一が目を覚ました時、そこは密室で、しかもクラス全員が同じ場所に閉じこめられていた。 詳しい説明のないまま “ゲーム” が始まり、進一のクラスは訳がわからないままその “ゲーム” に敗北してしまう……。 配給を絶たれ、無気力に日々をすごすだけだった進一たちだったが、転機が訪れる。 新しいエリアが発見され、そして次なる “ゲーム” が始まったのだ。 だが今度の “ゲーム” はさらなる過酷な対立を生むモノだった……! この “ゲーム” ははたして誰のモノなのか?