著者 : 皐月陽龍
他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました2他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました2
普通の高校生・海以蒼太と、【氷姫】と呼ばれる他校の美少女・東雲凪。苦難を乗り越えた二人は晴れて恋人同士となった。 【氷姫】だった頃の彼女が嘘かのように、甘く溶け切った態度でまっすぐに好意をぶつけてくる凪に、日々悶絶する蒼太だったが──。 「父さんと母さんが近いうちにこっちに来るらしいんだ」 蒼太のことを同じく溺愛する彼の両親が二人のもとに来ることに。凪は、蒼太への想いを両親に話す覚悟を決める。そして──。 「私ともう一度、あの遊園地に行ってくれませんか」 一度は別れたあの遊園地で。クリスマス、二人の恋をやり直す思い出の上書きがいまはじまる──。
他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました(1)他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました(1)
普通の高校生・海以蒼太が乗る電車には、他校の美少女が乗っていた。冷たい態度で他人を寄せ付けない“氷姫”-東雲凪。それが彼女の名前。ある日蒼太は彼女が痴漢に遭っているのを目撃し、勇気を振り絞って彼女を助ける。その次の日、彼の前に彼女が再び現れて…。「電車に乗っている間、傍にいて…欲しいんです」友人がいないという彼女のお願いを断る事が出来ず、蒼太はそれを引き受ける。彼女にとって初めてで、たったひとりの“お友達”になる事を。「一番は海以君って決めてましたから」世界でたったひとり、自分にだけ甘く溶けていく他人に冷たい“氷姫”。蒼太は彼女と“お友達”であり続けられるのかー。第8回カクヨムWeb小説コンテスト「ラブコメ」部門“特別賞”&“CW賞”受賞作。
PREV1NEXT