著者 : 碧水雪乃
龍の贄嫁 二〈上〉(3)龍の贄嫁 二〈上〉(3)
背に刻まれた術式が取り除かれ、呪縛から解き放たれた鈴。〈青龍〉の巫女として学ぶために神々が通う「神城學園」に入学することになるがーー。 不遇な人生を歩む少女が神の番様に選ばれる和風シンデレラストーリー「學園編」、開幕!
龍の贄嫁〈下〉(2)龍の贄嫁〈下〉(2)
懸命な治療と竜胆のつきっきりの看病の末、ついに鈴が目を覚ます。変わらぬ竜胆からの深い愛に満たされた鈴だったが、背に刻まれた術式が春宮家によるもので、更には鈴の霊力を搾取しているという衝撃の事実が告げられる。 鈴と竜胆は術式を解いて、真名と霊力を取り戻すために『婚約の儀』を執り行うことに。しかしこの儀式は多大なリスクをはらんでいるうえ、春宮家の動きもなにやら怪しくてーー? 大人気王道和風シンデレラストーリー待望の下巻! 第五章 始まりの予感 第六章 清らかな霊力の水底 第七章 狭霧家本邸 第八章 婚約の儀とその代償 終章
龍の贄嫁〈上〉(1)龍の贄嫁〈上〉(1)
「ああ、やっと見つけた。俺の唯一の“番”」 神世と呼ばれる特区に十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。彼らは穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの巫女を選ぶ。 名家に生まれながら「無能な名無し」と虐げられた鈴は、異母妹の使用人として巫女見習いが集う女学院に通っていた。しかし、巫女選定の儀で冷酷無慈悲と名高い十二神将がひとり〈青龍〉に、何故か巫女以上の存在である“番”として選ばれてしまいーー。 これは、不遇な少女が奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語。 序章 第一章 巫女選定の儀 第二章 青龍様の神隠し 第三章 堕ち神の過去 第四章 神巫女の権利
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