著者 : 神宮寺文鷹
孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い2孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い2
「先輩のためなら、わたし何でもします」 罰ゲームから始まった関係を解消し、改めて正式に雲雀と付き合うことになった将臣。そんな彼に“精神界”を知っているという後輩、佐伯奏が接近する。彼女持ちの将臣にやたらとグイグイくる奏に対し敵対心を燃やす雲雀だったが、将臣は雲雀と奏が“精神界”を知る者同士、友達になれるかもしれないと奏の真意を確かめようとしてーー? 「将臣くん、……浮気は駄目よ?」「駄目。分かってる」 「信じてる……わ?」「疑問形かよ……」 正妻ポジションを絶対に譲りたくないギガ重な彼女のために奮闘する、やっぱり電波な恋物語。
孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い(1)孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い(1)
「私、世界を救わないといけないから」 そんな妄言を言う彼女に、楠木将臣は告白をした。もちろん、罰ゲームに決まっていた。なのに、その嘘は受け入れられてしまったんだ。 “精神界”の“救世者”と電波な妄想を垂れ流し、周囲から孤立していた美少女、貴家雲雀。そんな彼女と付き合うことになったわけだけど、噂と違って普通に会話できるし、なんなら素直に甘えて来るし……。あれ、普通に可愛くない? 気づいたら本気になっていた将臣だったが、彼女のことを知るたびに、その妄想は「現実」だと分かってーー。 「--ねえ、将臣くんは私の“世界”、信じてくれる?」 嘘から始まった想いが本当に変わっていく、ちょっぴり電波な恋物語。
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