著者 : 神月
フィン・テラウォードは、帝国軍の優秀な訓練生だ。しかし、平民というだけで貴族上官に疎まれ、男嫌いの美少女しかいない最前線部隊に追放されてしまった。 「今ごろ肩身の狭い思いをしてるだろうな!」と、貴族上官はほくそ笑むのだが……。 「フィンくんが眠るまでの間、ベッドの隣に居てあげるね」 「今日は疲れたと思うし、今から一緒にお風呂行こっか」 「私の部屋で私とフィンくんの二人きりで一緒にお話しない?」 あれ……おかしい。死地のはずが、フィンだけモテまくり!? 誠実すぎる性格と可愛すぎる顔立ちで、フィンの受難生活が始まるのか!? 上司ざまぁ×ハーレムラブコメ、ここに開幕。
ルクスくんは渡さない。 ーー誰にも。 無自覚タラシなご主人様と、独占欲強めな王女たちが織りなす身分差ラブコメディ!! 「服のこと、教えてあげよっか?」 シアナが屋敷に来て早三ヶ月。 その日、仕事柄メイド服しか着ない彼女に服を贈ろうと考えていた僕は、偶然街でエリナと出会う。 どこかシアナに似た、それでいて親しみやすい彼女に手伝ってもらい選んだ服はとても素敵なもの。 ーーところが。 その場限りだと思っていた彼女との関係が何故か不思議と続き、僕らは会うたび仲良くなっていく──。 「ルクスくんが、女と二人で食事!? ど、どうなっているの?」 無自覚タラシなご主人様と、独占欲強めな王女たちが織りなす身分差ラブコメディ! 注目の第2弾!!
「ご主人様。私の居ない間に女性を連れ込んだり、していませんよね?」 カクヨム発人気作が待望の書籍化!! 最近雇ったメイドのシアナはとても優秀だ。 メイド経験が無いのにメイドのことを熟知しており、頼んだことはもちろん頼んでないことまで完璧に、僕のお世話をしてくれる。 だけど心配性で、貴族学校に入学した僕に「女性とあまり関わらないよう」言ってきたり、 噂好きなのか「第三王女フェリシアーナ様」の印象を聞きたがったりする。 それに時々「国の方針が…」とか変なことを口走ったりもしてーー。 「ご主人様。私の居ない間に女性を連れ込んだり、していませんよね?」 無自覚タラシなご主人様と、独占欲強めなメイド(王女様)が織りなす身分差ラブコメディ!