著者 : 福井晴敏
ついに明かされる『ラプラスの箱』の真実。バナージとミネバはそれを全世界に伝えようと決意し、フル・フロンタルはあくまで阻止しようと立ち塞がる。最後の対決の末に明らかになる「シャアの再来」の正体。そして『箱』を封殺せんと発射されたコロニーレーザーの業火を前に、バナージが取った命がけの行動とはー。人の善意と可能性、希望、清濁併せ呑んで引き続く未来。絶望の底に触れた今という時代にこそ輝く、ガンダムサーガ最新作。ここに堂々完結。
ついに明かされた『ラプラスの箱』の在り処。最後の航海に赴く“ネェル・アーガマ”の前に、圧倒的多勢のネオ・ジオン艦隊と、親衛隊隊長アンジェロ・ザウパーが駆る“薔薇のモビルスーツ”が立ち塞がる。“フルアーマーユニコーン”を駆り、最後の決戦に臨むバナージ。いくつもの思惟が交錯する中、マリーダ・クルスの命の光が奇蹟のトリガーを引いたー。文壇の気鋭作家による話題のガンダムサーガ第9弾、ついに最終章突入。
『ラプラスの箱』を巡る争奪戦は、連邦とネオ・ジオンという垣根を越えて運命の人々を集結させた。ザビ家の忘れ形見であるミネバの言葉によって、双方が協調しかけたと思えたその時、最悪の裏切りがバナージを襲う。これが現実ー人の融和はありえないと断じる「シャアの再来」フル・フロンタルに対して、バナージが命がけで紡いだ返答はー。ベストセラー作家・福井晴敏が放つガンダム巨編第8弾、いよいよクライマックスへ。
ブライト・ノア率いるロンド・ベルの旗艦に囚われの身となったバナージ。その奪還を目論むジンネマンの呼びかけで、旧ジオン軍の戦士たちがトリントン基地へ強襲をかける。“黒いガンダム”を駆り、狂気の刃を向けるマリーダと死闘を繰り広げながら、バナージはミネバを取り戻すために高高度の戦場を駆ける。二機のガンダムが発動させる未知のエネルギーは、世界になにをもたらすのかー。待望の最新ガンダム巨編、地球編最終章。
世界を転覆する力『ラプラスの箱』の謎を解き明かす新たなるカギは、地球連邦政府首都ダカールにあった。イスラム系反政府組織による首都襲撃計画に巻き込まれたバナージは、組織の首領の娘ロニ・ガーベイと出会い、心を通わせる。彼女が操る巨大モビルアーマー“シャンブロ”が暴走し、ダカールが炎に包まれた時、バナージ、リディが取った決死の行動とはー!?圧倒的なスケールで描かれるガンダム最新作、地上編となる第6弾。
『ラプラスの箱』の謎を解くカギは、宇宙世紀元年に爆破された首相官邸(ラプラス)の史跡にあった。調査のため、再び“ユニコーン”に乗り込むバナージに、「シャアの再来」フル・フロンタルと美貌の戦士アンジェロ・ザウパーが襲いかかる。エコーズ隊長・ダグザの命を賭した戦いを見たバナージは?そして、地球に降りたリディとミネバを待つものとはー。人気作家・福井晴敏が描く最新ガンダムシリーズ、衝撃の第5弾。
「シャアの再来」フル・フロンタルとの戦いに敗れ、ネオ・ジオンの拠点“パラオ”に捕らわれてしまうバナージ。一方、“ユニコーン”の奪還を目論む連邦軍は、“ネェル・アーガマ”単艦によるかつてない奇襲攻撃を計画していた。強化人間マリーダ・クルスとの心の触れ合い、そして壮絶なる死闘の果てに、新時代のニュータイプ戦士たることを宿命づけられたバナージはなにを見るのか。極限の人間ドラマが展開する待望のシリーズ第4弾。
『ラプラスの箱』を巡って勃発したテロ事件。バナージとオードリーは地球連邦軍の戦艦“ネェル・アーガマ”に収容され、『箱』を巡る様々な思惑に翻弄される。そこへ急襲をかけるネオ・ジオンのエース、「シャアの再来」と噂されるフル・フロンタル。激しい戦闘の中、オードリーの正体を知らされたバナージは、再び“ユニコーンガンダム”に乗り込んだ。彼女を守りたいーたったひとつ、自分が信じるに値する感情に従って。白熱のシリーズ第3弾。