著者 : 穂積潜
冒険者向け学院に入学した傭兵ナインが、戦場で鍛えた実力を見せたところーーその余りの強さとシビア過ぎる思考に周りはドン引き!? 一目置かれつつパーティ決めであぶれてしまう。 「うん! 仕方がありませんね。私がナインくんと組みます」 そんなナインを見かねた"聖女"な先生・アイシアがパーティを組んでくれる。ナインの破天荒な行動も優しくフォローしてくれるアイシアだが、実は彼女も訳アリな"元王女"らしくーー 「ナ、ナインくん!? 今、私に、何を……ふぇええええ」 かわいそうな立場の先生を救うべく(?)ナインは学園と先生の常識を破壊していく!? 新感覚学園ファンタジー!
見知らぬ女子高生に監禁されてから、三年もの月日が流れた。今となっては見知った女子高生の此方も高校三年生だ。軌道に乗った漫画連載、学校に通えるようになった此方。曲がりなりにも関係が安定した二人は、互いの「進路」に頭を悩ませる。そんな中、降って湧いたアニメ化の話。しかし、天才漫画家折尾ロミに読者アンケートで勝つことが条件だ。とにかく面白い作品を創るため、俺が取るべき手段はただ一つ。「此方、俺を監禁してくれないか?」「…いいの?」関係が変われば、監禁も変わる。接触の少なかった当時とは違う、密着だらけの桃色の監禁生活がはじまる。
『女子高生に監禁された漫画家の話』-自らが体験した非日常を基にした漫画が担当編集に認められ、ようやく連載への糸口をつかむことができた。あとは監禁してきた女子高生・此方との奇妙な同居生活を終わらせ、健全な関係に戻るだけーそんなことを呑気に考えていた時、事態は唐突に動いた。そう、担当編集者の田中ハルカさんが家に来てしまったのだ。「先生。-この娘は、まさか…」「『別に私と彼がそういうことになっても、編集さんに何か関係ある?』って、言って」衝突する現実と非現実。俺にとって大切なものは何かー。二人の生活を脅かす、外から来た常識との戦いが幕を開ける。
鬱ゲーとして名を轟かせたギャルゲー『曇りなき青空の下で』。カルト的な人気を誇ったこの『くもそら』の主人公に俺は転生していた。普通に進めると世界崩壊・バッドエンド一直線!?だがゲームを知り尽くした俺ならどの鬱展開も破壊できる!早速俺は終盤でしか手に入らないチート能力を開幕入手し、ヒロインを不幸にするラスボスを復活前にコンクリで封印。さらに現代の経済知識で荒稼ぎして、自由な生き方で突き進む。そうして好き勝手やっていくうちに原作にいなかったヒロインまで出てきて、本来あり得ないハーレム展開にまで突入!?あまりにも自由過ぎるギャルゲー転生、開幕!第6回カクヨムWeb小説コンテスト現代ファンタジー部門大賞受賞作。
目を覚ますと見知らぬ天井、首には鎖付きチョーカー、包丁を携えた女子高生ーそうして、俺の監禁生活が始まった。「食べて」と与えられた食事は、映画でしか見たことのない銀色のトレイに載った謎のサプリメント。「服を脱いで」とペットさながらに風呂に入れられる。あらゆることが彼女によって管理される非日常な日々。唯一の日常は、部屋に置かれた漫画を描く為の液晶タブレット。暇つぶしに俺に描けとでも言うのだろうか。とにかく、彼女の機嫌を損ねるわけにはいかない。SNSにて話題騒然。様々な考察が飛び交い、注目を集めた異質な女子高生と漫画家。ふたりの一ヶ月間がはじまるー。
『私は生きとし生ける者の創造主。傷つけることは不可能であり、抵抗は無意味なのです』多くの犠牲を伴った旅の果て、ついに移動要塞の最深部に辿りついた大和たち。ところがそこで待ち受けていた神ーカロンは、あらゆる攻撃が効かない無敵の存在で!?かすり傷一つ付けることすら叶わないカロンに追い詰められ、全てを滅ぼす光“最後の審判”を前にした大和は、一つの決断をする。「そうだ!道化なる裁縫士!武器が壊れようが!アイテムが尽きようが!スキルが全て封じられようが!HPが0になるその時まで!ゲームは終わらねえ!」全ては七里を取り戻すため。今こそ打ち砕けー『カロン・ファンタジア』を!!
ようこそ冒険者。ここは魔王ジューゴの店だ。好きに見ていってくれ。高校生の俺、見城充悟は、ある日現れたサキュバスに誘われ「異世界のダンジョンを経営する魔王」となった。普通はモンスターを使役し力をつけていくらしいが、俺はそこらの魔王とは違う。せっかく俺だけが地球と異世界を行き来できるんだから、物を売ったり宿を提供したり、困ってる冒険者に地球の素晴らしいサービスを売りつけて、金だってがっつり儲けてやるぜ。-その力と金で何をするかって!?もちろん俺だけのハーレムを作るのさ。地球でも異世界でも無双!高校生で魔王な俺の異世界ダンジョン経営譚!!