著者 : 空上タツタ
残念美少女達がパワーアップしてやってくる! 課金額倍々ゲーム、なATM系美少女ヒロイン・綾瀬さんをはじめ、 ヒロイン全員残念すぎる、こじらせ青春ラブコメディ第2弾!! 今度こそ普通の美少女は出ないのか!? 出ません!! 「やっぱりあたしもーー須々木さんと、お付き合いしたいのかもしれません」 前回までのあらすじ。 またしても呪いにかかり、金のガチョウよろしく綾瀬から手が離れなくなってしまった俺です。 仕方なしに密着状態で過ごすことになるのだが、ここに来て綾瀬がなんか言い始めたよ? おいおいお前、俺とは「友達ですらない」とか言ってたのに段階すっ飛ばすなって! なんとか切り抜けたその一件のあとも、綾瀬はこれまでとちがう感じで、俺に対しての 好意がマジっぽくなってる。挙句の果てには「向こうに、ホテルとってありますけど」などと 言いだしてるけど……ちょっおまっ、なにナチュラルに俺を口説こうとしてんのさ!? --そこに現れ、綾瀬を制止する人物がひとり。 いったいどこのどなたかと思えば……なに? 綾瀬の母親!? しかも過保護っぷりを発揮して俺と綾瀬を引き離そうっての?! ああもうまたしてもめんどくせぇぇぇ! 問題だらけのこじらせ青春ラブコメディ第2弾!
ATM系美少女ヒロイン・綾瀬さんをはじめ、 ヒロイン全員残念すぎる、こじらせ青春ラブコメディ!! 普通の美少女はいないのか!? いません!! 高校一年最初の日。新生活に希望膨らませる俺は、 可愛さの化身のような巨乳の同級生・綾瀬小雨から 「あたしの想い(おかね)、受け取ってくださいっ」 と百万円を渡された。え。どういうこと? 戸惑う俺に対し彼女はーー 「同伴登校ですから」 と頬を染め、 断ってもーー 「想いを受け取ってもらえないと、つらい…」 とひたすら貢ぎたがる。お金持ちって怖いのな!! さらには、美人な黒髪先輩の独占欲が日ごとに増し、 大人しいはずのうちの干物妹が夜這いをかけてきてーー!? 頼むから普通の生活をさせてくれ。 普通の彼女が欲しい俺とポンコツすぎる美少女たちとの、こじらせ青春ラブコメディ!
「木曜まで……待たなきゃ、だめ?」 避けられない師・灰谷切子との対決に覚悟を決める日月と、 そんな彼へ自らの想いを告白する小町。 一方來未は……。 「その銃を模した構えから放つ一撃。もしや、あなたは!」 日月の知らぬところで『初代魔王少女』に出会っていた!? 空港での日月の宣言を境に進みはじめた関係の変化。 それに皆が戸惑う中でーー遂に木曜日は訪れる。 切子との再会、そして《血闘》。 日月はそこで彼女が路地裏に現れた目的と、隠されていた衝撃の真実を知るーー! 「お前はやはり、次に相応しいわ」 巻き起こる究極の師弟対決! 白熱の路上バトルアクション第4弾!!
「デートなさい。恋愛は先手必勝の戦いじゃなくって?」 日月と來未の師弟関係に危機感を募らせていた小町に対して、ある日囁かれる親友・茜からの悪魔の囁き。 (……そ、そうよね。來未さんにオトされちゃうかもしれないし) こうして一大決心した小町は、茜のアドバイスのまま“身体”を使って大胆アプローチ!? 「……日月、プール行かない?」 一方路地裏で再開した《血闘》は早くも大盛り上がり。注目ルーキー《二代目魔王少女》の次戦はもちろん、 近々トップランカー同士の下極上戦があるようでーー。 恋もバトルも一撃必殺! 白熱の路上バトルアクション第3弾!!
「でも……お前が心配なんだよ」 「ええー! ……って、ちょっと日月。きみあれでしょ。私の心配じつは二の次でしょ」 不審者出没に悩む小町の護衛を建前に、アニメの聖地と化した佐倉女学院へ女装で潜入する日月。 ところがーー 「惰弱、脆弱。いけませんね弱い男は」 不審者を制したのは、同じくコスプレで潜入していた三つ編みの少女。 しかも彼女は、引退した元6位の血闘者《跳拳妖精(スプリンガン)》だと名乗りーー!? 一方《血闘》自粛中の路地裏では、血闘者だけを狙う襲撃事件が横行。 果たしてその目的は……。 白熱の路上バトルアクション第2弾!
ある夜、路地裏で高校生の日月は、姿を偽り腕を競う路上格闘技“血闘”に身を賭す一人の少女と出会う。彼女のそのー金のツインテールに改造セーラー服姿は、全ての敵を「一撃」で沈め、そして消えた伝説のランカー“魔王少女”のもの。ところが日月はーそんな“魔王少女”を「一撃」で沈めてしまう!「いるもんだな…ニセモノって」何故ならー!?-この地には、魔王少女が現れる。そんな噂が流れ出して一年。本物の一撃に憧れる少女が、戦うことを辞めた少年と出会うとき、“血闘”に新たな伝説が刻まれる!!白熱の路上バトルアクション、開幕!第6回GA文庫大賞優秀賞。