著者 : 紅林のえ
家庭の事情から、知り合いのダイビングショップに居候することになった葵。引っ越した日に散歩した砂浜で出会ったのは、ダイビングを楽しむ小麦色の肌と碧眼の南国少女・ナイア。 夏空のように表情豊かで、強烈な印象を残していった彼女は、なんと居候先の看板娘でーー「Aloha!今日からよろしく!」 早速、海が大好きなナイアに誘われてダイビングをすることになったが、いきなり葵の目の前で着替え始めてーー!? 「下は水着だよ? それより、早く一緒に海に行こうよ!」 思わぬ同居人は、ちょっぴり防御力低め!? 南国カノジョとひとつ屋根のした、胸が高鳴る毎日が始まる!!
俺の名は久世太一郎。歳は十七歳。 久世家は代々、執事の家系で、俺も執事として、日本有数の名家である鶴ヶ島家の次女、麻白様に仕えている。 ある日俺は、麻白お嬢様から、新たな専属メイドを探すよう申しつけを受けた。 だが、いたずら好きなお嬢様のお眼鏡にかなう者はなかなかいない。 そんな中、俺は買い出しに出かけた先で、ひとりのヤンキー少女と出会う。 ハナと名乗った彼女にメイドの素質を見いだした俺は、麻白お嬢様のメイドになるよう彼女を勧誘する。 「でも、メイドってあれだろ? ご主人様の命令は何でも聞かなくちゃいけなくて、奴隷みたいな」 「主従の間にあるのは単なる利害関係や雇用関係じゃない。信頼関係だ」 しかし、ヤンキー少女ハナと麻白お嬢様との相性は最悪で……!?
ニートの高階さんと京都の学生、日之出は、だらだらと日常を過ごしていたが、季節は夏に。そこで高階さんを海へと誘うー。「え〜、海水浴?そんな幼稚園児みたいな提案は勘弁してほしいな」高階さんは海水浴を頑なに嫌っていた。そんなやり取りの中、祭利も加わって、なぜか三人で海へ旅行に行くことに!?「海水浴のない海の楽しみ方を教えてあげよう」森田季節×紅林のえが贈る、無職と大学生のスローライフだらだらラブコメディ!
「失敬な。私はプロのニートだ」「プロというのは、お金をもらう立場のことだろ」「私はちゃんと親から毎月、お金を得ている」「違う!そういう意味じゃない!」サークルにも行かず暇をもてあました京都の大学生、日之出は学内でミステリアスな女性に出会うー。しかし、高階さんというその女性は学生ではなく、ニートだった!そして、日之出が暇であることを看破した。「なら、ちょうどいい。私と付き合わないか?」森田季節×紅林のえが贈る、無職と大学生のスローライフだらだらラブコメディ!
普通の高校生・笹倉純は、ある春の嵐の日、フードを被った謎の少年に銃撃される。なんとか逃れた純が家に帰ると、そこには純のボディガード兼お目付け役と称する見知らぬ少女の姿があった。青海幽子と名乗ったその少女によれば、笹倉家は暗殺者の家系であり、純はその後継者として、暗殺者養成学園に通う必要があるらしい。「もし、殺される方がいいなら、今から私が優しく殺してあげる」-そんな幽子の言葉にやむをえず了解する純だが、翌日、昨日の少年が彼の前に再び現れる。そして、フードを取ったその少年は、純とまったく同じ顔をしていて…!?世界の理を覆し、因果律に抗い、残酷な運命を撃ち砕けー!学園バトルアクション開幕!