著者 : 紙風船
未開の森を開拓して、理想の暮らし始めます 〜用済みだと追放された先は前世で良く知る場所だった〜2未開の森を開拓して、理想の暮らし始めます 〜用済みだと追放された先は前世で良く知る場所だった〜2
未開の森に追放されたクラインは、スキル『クラフトブック』の力で様々な物をクラフトしながら、猫竜のモチ、ソロ冒険者のイリスと共にサバイバル生活を満喫していた。そんな中ついに台所をクラフトしたことで、これまで焚火で魚を焼くだけだった食事内容が改善され、焼き立てのパンがいつでも食べられることに大喜びする。 次に計画したのは拠点周りの安全を確保すること。そのためにクラインはエルフ族の長コルタナに会いに行き、拠点近くの山を削ってほしいとお願いをする。しかし返ってきた答えは「最近森で暴れている黒猫竜を討伐せよ」というクラインを試すような交換条件だった。 果たしてクラインは、暴れまわる黒猫竜の問題を無事解決し、コルタナの試練を乗り越えられるのかーー!?
未開の森を開拓して、理想の暮らし始めます 〜用済みだと追放された先は前世で良く知る場所だった〜1未開の森を開拓して、理想の暮らし始めます 〜用済みだと追放された先は前世で良く知る場所だった〜1
武力至上主義のエオニス侯爵家で養子となったクラインは、生産職(クラフター)スキルを授かったことで酷い扱いを受けていた。そして、15歳の誕生日の日、とうとう未開の森へ追放されてしまう。 鬱蒼と茂る森を前にしたクラインは、この森が前世でやり込んだゲームに出てくるスケアグロウ大森林だと突然思い出し、散々ゴミスキルだと罵られ虐げられてきたスキルが、実はなんでも作れてしまうS級スキルであることも思い出す。クラインはゲーム知識とスキルを使ってこの場所に理想の国を作ることを決意し、意気揚々と森の中へ入っていく。 森で出会った猫竜のモチと共に着々と開拓を進めていくクラインだが、味気ない食事を何とかすべく近くの街へ買い出しに向かう。そこで知り合ったソロ冒険者のイリスと共に買い物を終え拠点へ戻るとーー!?
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