著者 : 綾束乙
《気》を見る力を持つ宮女・鈴花と想いあう皇太子候補・コウレンの元に突如舞い込んだ隣国の姫との婚姻話。皇族に戻ったコウレンとの身分の差を思い知らされ、なす術もない鈴花だったが、刺客から守るために身分を偽ってコウレンの元へ駆けつける。 だが、話すことはおろか近づくことさえ叶わず、切なさは募るばかり。一方、鈴花との未来のために、コウレンはある決意を胸に動きはじめるーー。陰謀渦巻く中、二人が選ぶ道は!? 大人気後宮恋愛ファンタジー、完結! ※コウレン:「王へんに光」「王へんに連」
龍華国後宮で、美貌の皇太子候補・コウレンの侍女として働く鈴花は、後宮の宮女達の間に広がる謎の病を、《蟲》を見る力を使い、コウレンとともに調べ始める。 コウレンは変わらず甘い言葉や態度で溺愛してくるものの、鈴花は身分の違いに思い悩んでいた。そんな中、宮廷術師として新たに赴任した貴族令息が鈴花に興味を持ち……。恋敵の登場に気が気ではないコウレンと、そんなことにはまったく気づかない鈍感な鈴花。二人の恋の行方は!? 大人気後宮恋愛ファンタジー第2巻! ※コウレン:「王へんに光」「王へんに連」 【登場人物】 ・鈴花(りんか) 人の纏う「色」が視える不思議な目の持ち主。健気で努力家だが方向音痴が悩みの種。 ・コウレン 官正を務める絶世の美青年。実は皇族の血を引く、唯一の皇位継承者。
推し活中の事故で転生した公爵令嬢エリシア。 黒髪黒目のせいで「邪悪の娘」と蔑まれる日々--だけど聖女とバレずに推し活に励めるなら問題なし! 憧れの王太子レイシェルト様を推す資金稼ぎに、変装してこっそり祓いの力を使って街で働き中。 ところが謎の美青年レイに出会った後から、なぜかレイシェルト様と急接近!? 陰から見守るだけで満足なのに推しが甘すぎて死にそうです! 第21回小説大賞WEB読者賞受賞作! プロローグ 第一章 私、今世でも推し様を見つけました! 第二章 推し様と思いがけない急接近!? 第三章 こんなに世界が輝いているのは推し様のおかげです! 第四章 本当に私が推し様のそばにいてもいいの……? 第五章 私の本当の気持ちはーー。 エピローグ
義父が作った借金返済のため「蚕家」へ奉公に出た明珠。そこで明珠が仕えることになったのは、美少年の主人・英翔と、彼の従者の青年、季白と張宇だった。 英翔に“禁呪”がかけられていることを知り、さらにそれを解く鍵が自分自身にあることを知った明珠は、彼の力になりたいと強く思う。しかし、明珠が英翔にいくら禁呪をかけられた理由を尋ねても、「お前には関わりのないことだ」とすげなく断られるばかり。実は英翔には、簡単には明かせないもう一つの大きな秘密があった。 一方、明珠は英翔たちの役に立ちたい一心で、季白から持ち掛けられたあやしい臨時仕事に協力する。そんな明珠に、暗躍する術師たちの魔の手が迫っていたーー! 蚕家への奉公編、完結! にぎやかな日々が大きく動き出す、糖度高めな中華風ファンタジー第二弾!
義父の作った借金返済に追われながらも、弟を立派に成長させることを生きがいに健気に暮らしていた明珠(めいじゅ)。そんな明珠に義父は龍華国最大の名家である「蚕家(さんけ)」への奉公話を勝手に決めてしまう。 愛する弟のため、しぶしぶ奉公に出た明珠は、蚕家の離邸で暮らす三人ーー目を見張るほどの美少年の英翔(えいしょう)と、従者である季白(きはく)、張宇(ちょうう)と出会い、彼らに仕えることに。 悪戯っ子の英翔、口うるさい小舅(こじゅうと)の季白、優しく穏やかな張宇に囲まれ、明珠のもとに予想外ににぎやかな日々が訪れる! 一方、その裏側では彼らが隠すある秘密を巡り、不穏な気配が渦巻きーー!? 弟想いの天然娘×呪いを抱えた美少年(?)の糖度高めな中華風ファンタジー開幕!
第7回カクヨムWeb小説コンテスト、〈恋愛部門〉特別賞受賞の新・後宮恋愛ファンタジー! 失踪した姉を捜すため、龍華国後宮の宮女となった鈴花。ある日彼女は、銀の光を纏う美貌の青年・コウレン(※)と出会う。官正として働く彼の正体は、皇位継承権ーー《龍》を喚ぶ力を持つ唯一の皇族だった! そんな事実はつゆ知らず、とある能力を認められた鈴花はコウレンの側仕えに抜擢。後宮を騒がす宮女殺し事件の犯人探しを手伝うことに。後宮一の人気者なのになぜか自分のことばかり可愛がる彼に振り回されつつ、無事に鈴花は後宮の闇を暴けるのか!? ラブロマンス×後宮ファンタジー、開幕! 【登場人物】 ・鈴花(りんか) 人の纏う「色」が視える不思議な目の持ち主。 健気で努力家だが方向音痴が悩みの種。 ・コウレン 皇位継承権を持つ絶世の美青年。しかし現皇帝との関係は微妙なようで……。 心優しい鈴花に次第に惹かれていく。 ※コウレン:「王へんに光」「王へんに連」
銀狼国の王城で働くトリンティアは、ある日癒しの力を見出され、冷酷な新皇帝ウォルフレッドに仕えることに! 彼は銀狼の血ゆえに、眠りを妨げる苦痛に苛まれているという。常にそばに侍り、夜は抱き枕になって癒せと言われるが!? 「わたしのそばから離れるな」ってーーお仕事とわかっていても陛下が甘すぎて心臓が保ちません! そんな中、反皇帝派の陰謀も動き出して……? 甘く切なくじれったい、身分差恋愛譚!