著者 : 緒花
「私は、アルベルトに流される女の子にもバイオリニストにもなりたくない」-第三楽団員選抜で、アルベルトはミレアを選ばない。しかし天才指揮者リアムが、ミレアをコンマス指名した。最終選考はアルベルトとリアム、二人の指揮者の楽団が同じ曲を演奏し、観客投票するというもの。リアムの誘いを受けたミレアは、アルベルトにある勝負を持ちかけて!?二人は“本当の恋人”になれるのか、想いを奏でるラブ・ストーリー!
「共犯者になるなら、守ってやるー婚約者なら当然だろう?」バイオリニストの伯爵令嬢・ミレアは、気が進まない婚約話に困っていた。そんな時、宮廷楽団指揮者で公爵令息・アルベルトから“嘘の婚約”を提案される。「で、でも私、お付き合いとかしたことないし」「僕の言う通りにすればいい。この総譜を片付けろ」「下僕扱いじゃない!」かくして、互いに望まぬ婚約よけで熱愛中ということに!?宮廷ラブ・ストーリー!
事情があったとはいえ、幼児性愛病者疑惑のある王子エーヴェルトに、公衆の面前でキスをされたリーフィア(子供ver.)。その噂を聞きつけて、兄のリードが城にやってくる!妹を溺愛する彼はなんと、エーヴェルトに決闘を申し込み…!?一方、リーフィアを執拗に狙う魔法使いアーネル=エフィロットの真の目的を探るため、エーヴェルトは曾祖母に話を聞きにいくが!?
清廉潔白と評判の王太子ルドルフ。だがエヴァリーンは、幼いころから彼のことが怖くてたまらなかった。向けられる眼差しの奥に潜む異常さを感じとっていたからだ。やがて、軍人ヒューゴとの婚約が決まったエヴァリーン。誰もに祝福され、正しい恋をしていると幸せを感じていた彼女だが、婚約パーティの日、ルドルフに無理やり純潔を奪われてしまう。その後エヴァリーンは、彼の長年にわたる自分への執着心を知りー!?
幼児性愛病者の魔法を完全に解くことができず、10歳の子供と18歳の大人姿の二重生活をしながら王宮に勤めるリーフィア。ロリコン疑惑の王子エーヴェルトの膝抱っこはもはや日常茶飯事だ。ある日、同盟国ガジスの王子と王女が親善のため来訪。王女は以前からエーヴェルトに熱をあげていたが、幼い王子はリーフィア(子供ver.)に懐いてしまう!!そこに舞踏会が催され…!?
誰もが羨む美貌のリーフィアは、10歳の誕生日、変質な魔法使いによって成長が止まる魔法をかけられてしまった!-そう、彼は、幼児性愛病者だったのだ!!新月の晩だけ元に戻れるものの、18歳になっても子供姿のリーフィアは、魔法を解除すべく王宮の魔術師に会いに行く。しかし、そこで出会った王子様にもやたらと好かれてしまい!?まさか、王子もロリコンなのー!?変愛ファンタジー!!