著者 : 苗原一
ブラック環境の騎士団で生産魔法師をしていたヨシュアは、信念すら失った騎士団長と袂を分かち、団を去った。 彼は行く当てもない旅の途中で出会った鬼人族の姫イリアを救ったことで、彼女の村を訪れる。その村で亜人族が虐げられている現状に直面し、ヨシュアは彼らに力を貸すと決める。 極限まで研鑽された彼の能力で村を拡張していくうち、ヨシュアはいつの間にか様々な種族が寄り合う強大な『フェンデル同盟』の盟主として認められていく! 彼は次なる仲間として、エルフやエント、ドワーフたちを加え、同盟をさらに発展させていくが、魔王軍の影が忍び寄ってきておりーー。 「いずれにせよ、俺たちの目標は変わらない。それに、俺たちには絶対的な切り札がある」 最高の生産魔法師が、頼れる仲間たちと共にゆく、ホワイト国家発展ファンタジー第二弾!
休みなし、安月給というブラックな騎士団で生産魔法師をしていたヨシュア。 ただでさえ過酷な環境のなかで彼は、『人々のため魔王軍と戦う』という信念をも忘れてしまった幼馴染の騎士団長と袂を分かち、団を去ることにする。 新たな仕事を探して、助手のスライムとともに旅に出たヨシュアだったが、道中で亜人狩りに追われる鬼人族の姫イリアと出会い、間一髪のところで彼女を危機から救う。 お礼に招かれた鬼人族の集落で歓待を受けるヨシュアだったが、彼女たちが魔王軍や奴隷商人などに虐げられる姿を見かねて、自身が使える生産魔法で手助けしようと決める。 いつのまにか極限まで研鑽された彼の生産魔法は、多くの人々に幸福をもたらしーー!! 「それが生産魔法師の役目だ。俺がこの村で役立つアイテムを作るよ」 最高の生産魔法師が、頼れる仲間たちと共にゆく、ホワイト国家建国ファンタジー!
【洞窟王】という紋章を生まれ持ちながら、役立たずとして僻地へ左遷された王子ヒール。 彼は追放先のシェオール岩礁で、【洞窟王】が持つ「採掘を最高効率で行える能力」を開花させ、金銀宝石のみならず摩訶不思議な効果を持つ鉱石をザクザク手に入れていく! 利口なスライムのシエルや、流れ着いたゴブリンたち、もふもふコボルドのリルなど、愉快な仲間を配下に加えて、彼らは孤島を快適な楽園へと開拓していくのだった。 ヒールは人間に近い姿へ進化したゴブリンの王女リエナとの仲も深め、互いの想いの丈を伝え合ったその時、なんとシェオール沿岸に海賊が現れる。 屈強なオークで構成された海賊たちには、なにやらのっぴきならない事情があるようでーー。 「みんなの力を合わせていけば、なんだってできるはずだ」 洞窟王と最高の仲間たちが開拓する、楽園スローライフ第二弾!!
生まれ持った紋章がすべての世界で、【洞窟王】という意味不明の紋章を得た王子ヒール。王族の恥さらしとして疎まれた彼は、草木も生えない孤島の領主として左遷されてしまう。 諦めてなるものかと、小さな洞窟を拠点として整えるべくピッケルを握ったヒールは、その時はじめて【洞窟王】の能力を開花させた。 それはあらゆる採掘を最高率で行うことができ、洞窟を開拓するには万能すぎる力で!? ヒールは掘り続けるうちに、金銀宝石のみならず摩訶不思議な効果を持つ鉱石をザクザク手に入れていく。さらに手助けしてくれるスライムや、流れ着いたゴブリンたちが配下に加わって、彼らは孤島を住みやすく快適な場所へと開拓していきーー。 「さあ、今日も掘って掘って掘りまくって、島を発展させよう!」 無限の可能性を持つ洞窟の王が開拓する、最高の楽園ライフがここから始まるーー!