著者 : 若竹七海
子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作選子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作選
これぞ仁木作品の真骨頂! コージーミステリの旗手が選りすぐった傑作短編がずらり。 「わたしをミステリファンにし、 実作者にまでしてしまったのは、仁木悦子である。」 ーー若竹七海 バイクの修理代ほしさに高校生たちがネコを誘拐すべく奮闘する「誘拐者たち」、 少女の一途な感情が思いがけない展開を呼ぶ「うす紫の午後」など、 〈仁木兄妹もの〉と並んで人気の高い著者の〈子どももの〉から、 書籍初収録作「やさしい少女たち」「影は死んでいた」を含む七編を厳選。 ユーモラスでありながらほのかにダーク、忘れがたい余韻を残す子どもたちの探偵簿。 〈編集後記・若竹七海〉
みんなのふこう〜葉崎は今夜も眠れないみんなのふこう〜葉崎は今夜も眠れない
ラストまで一気読み! 悪意と善意が渦まく疾風怒濤の面白さ! 葉崎市の個性豊かな面々と、 一見不運(?)な17歳のココロちゃんが織りなす、 “究極の不幸せ巡り”ストーリー。 葉崎FMで放送される「みんなの不幸」は、リスナーの赤裸々な不幸自慢が人気のコーナー。 そこに届いた一通の投書。「聞いてください、わたしの友だち、こんなにも不幸なんです……」。 海辺の田舎町・葉崎市を舞台に、疫病神がついていると噂されながら、 どんなことにもめげない17歳のココロちゃんと、彼女を見守る女子高生ペンペン草ちゃん、 周囲の人々が繰り広げる、泣き笑い必至の極上エンタテイメント!
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