著者 : 茜屋まつり
その日、北海道は閉鎖地区となったーー。 緊迫のパニックサバイバルアクション! 突然の同時多発噴火により太陽を失い変わり果てた北海道は、時を同じくして発生したバイオハザードで凶暴化した野生動物が跋扈する危険地帯となった。 自衛隊の救助も断たれ、閉鎖地区となった北海道を防衛すべく派遣されたのは、民間企業〈猟兵社〉によって集められた高校生、猟兵小隊〈ストライド・ブラス〉のメンバーだった。 幼い頃、獣に家族を殺された棟方千景は、復讐を果たすべく猟兵小隊の一員となり、襲い来る狂獣に立ち向かうーー。 北海道存亡をかけた戦いが、いま始まる。
天使との戦いにより忘れられない傷を負うことになった吉岡艦隊のメンバーたちに、軍艦学園の理事長ブルクハルトは非情な命令を下す。それぞれの事情を抱える艦隊メンバーたちとのすれ違いと衝突の中で、事態は最悪の方向へーー。世界の終わりをもたらす敵の襲来から人類の未来を護るため、そして仲間と自分の居場所を守るため、吉岡とエルフリーデは運命の決戦《大審判》へと挑む! 茜屋まつりが贈る、青春学園バトル・ストーリー!
軍艦学園で開催される海戦バトルトーナメント・滅葬選抜戦に挑む吉岡とエルフリーデだったが、事態は思わぬ方向に展開し、かつての盟友・アルマとの再会へと至る。それは、彼らを新たなる戦い“天使戦”へ誘うものでもあったーー。 そして、強力な新メンバーを得た吉岡はアルマの命を守るため、第二天使〈神の雷光バラキエル〉との海戦バトルに挑むーー。
シー・クレーター事件と呼ばれる大災害により、首都圏を含む地域が、ある日突然“海”になった。 この災害によってできた海、江戸海に浮かぶ軍艦学園に通う高校2年生、吉岡峰介は、クラスメイトのエルフリーデと共に、学園で開催される海戦バトルトーナメント、滅葬選抜戦に参加することになりーー。
好敵手・ロックフェローと交わした約束を果たすべく動くミスター・マグナムとアリスたちは、東洋人の女盗賊、ツバキと合流し謎の存在《闇の主》を追う。それは悲劇の再来と、仲間たちとの別離をもたらした。そして、全ての哀しみに終止符を打つべく、ミスターとアリスは最終決戦の地へと赴く。 「弾丸よ、この世界に愛を教えてーー」 未来を切り開くマジック・ガンアクション、緊迫の第3巻登場! 電子特別版には、2013年4月発売の『電撃文庫MAGAZINE Vol.31』掲載短編『アリス・リローデッド ダーカー・カプリチオ』も追加収録!
破滅の未来を回避することに成功したミスター・マグナム。だが、その前に、もう一人の《予言する者》の影が立ちはだかる。 「私は、貴方の運命を操ることが出来るーー」 --《魔犬》スティール。彼が企てた謀略に、アリスたちはなす術もなく翻弄され再び戦争の危機が訪れるーー。第19回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作の未来を切り開くマジック・ガンアクション、新展開の第2弾登場!
「……あたしが巡り逢ったのは……最高の銃だったわ」 そう言ってアリスは逝った。わたしの名前はミスター・マグナム。偉大なる魔女によって生み出された魔法の銃だ。最悪の魔女《ゾォード》により引き起こされた災厄で相棒を失ったわたしは、過去の世界で意識を取り戻す。 「アリス?」 「そう。わたし、アリスよ」 サボテンと土煙が支配する荒野、スモーキー&ロックスで出逢ったのは、少女時代の相棒だった。だが、あのアリスとは何かが違う ──。 「ほへー。ミスターって、すっごいんだね」 ──アホだ、アホなのだ! やがて《ライトニング・ワイルド》と呼ばれるはずの少女は、おてんばアホ娘だったのだ……。やれやれ。とはいえわたしは立ち上がる。かつての悲劇を起こさぬよう、新たな未来を切り開くために。