著者 : 荻原規子
“戦国学園祭”で能力を顕現させた泉水子は、村上穂高に学園のトップ=世界遺産候補と判定される。しかし、陰陽師の高柳はその決定に納得しておらず、再び術の対決を行うことに!自分を取り巻く環境が少しずつ変わっていく中で、姫神による人類滅亡の未来を救うために泉水子の選ぶ道とはー!?荻原規子×岸田メルで贈る現代ファンタジーの最高傑作、ついに完結!
「わたし、学園にはもうもどれない」黒子の衣装で飛び回りつつも“戦国学園祭”を満喫していた泉水子たち。そんな中、一番の見せ場である合戦ゲームで陰陽師・高柳の仕掛けた罠が発動する。なんとか術を破ったものの、自身の力を目撃されてしまいパニックに陥る泉水子。消失してしまった彼女を追って層を飛び越えていく深行だが、待ちかまえていたのは思わぬ強敵で!?岸田メルのイラストで贈る、スニーカー文庫版「RDG」第5弾!
「わたしとそなたがここにいることに、何の不満があるの?」学園祭のテーマが“戦国時代”に決まり、学園トップを狙う陰陽師・高柳の暗躍を感じつつも準備を進める泉水子たち。そんな中、衣装の着付け講習会で急遽泉水子がモデルを務めることになる。姫神の出現を恐れる深行だったが、講習会のあと、制服を纏って現れたのは…?姫神の秘密がついに明かされる!?岸田メルのイラストで贈る、現代ファンタジーの最高傑作第4弾!
「姫神はやばい。やばすぎて、現れたらどうなるか見当がつかないんだ」夏休みも学園祭準備に追われる生徒会執行部は、宗田真響の地元・戸隠で合宿をすることに。はじめての経験に胸を弾ませる泉水子だったが、真響の思惑がさまざまな騒動を引き起こす。もうひとりの「きょうだい」真澄を巡る大きな災厄に巻き込まれた泉水子は、自ら姫神を呼びこむ決断をしー!?岸田メルのイラストで贈る、現代ファンタジーの最高傑作第3弾!
「そなたには、してほしいことがある。わたしを生じさせないで」東京の鳳城学園に入学した泉水子は新生活に戸惑いながらも、同室の真響やその弟の真夏と親しくなる。しかし、怪しげなクラスメイトの正体を暴いたことから事態は急変!生徒会長選をめぐる陰陽師・高柳と真響の争いに巻き込まれてしまう。はたしてこの学園に隠された秘密とは!?アニメ版キャラクター原案を手がけた岸田メルの猫く、スニーカー文庫版「RDG」第2弾。
熊野古道で暮らす中学3年生の泉水子は、ある日昔会ったきりの幼なじみ・深行と再会する。泉水子を守る宿命にあるという彼は「どうしてこんなのが、女神だって言えるんだ」と反発していて!?戸惑す泉水子だったが、修学旅行で訪れた東京で彼女の秘密が明らかになり…。現代ファンタジーの最高傑作が、アニメ版キャラクター原案を手がけた岸田メル描き下ろしイラストとともに登場。世界の命運を左右する少女の物語が、いま始まる。
双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は“大蛇の剣”の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織りあげられた、壮大なファンタジーが幕を開ける。